Andrà tutto bene
思いを込めて。
昨年見た虹の写真を
アップしてみる。
その日見ていたテレビ番組で
感染者の一人となった、
番組の司会者の動画を目にする。
「最初、寒気がしたから熱を測ったんだ。そしたら、39度もあってさ、喉も痛くて咳も出る。検査したら、コロナウィルスと分かったんだ。」
実際に感染して起こることは、
感染した人から聞くのが一番だと思うのは、
あまりにも
フェイクニュースやデマが蔓延してるからだ。
感染した人が言うところの
最初の症状というのは、
極々普通の、
風邪やインフルエンザと似ているっぽい。
「それでも、自分は大丈夫だと思ってた。それより、自分の動かしている会社を止める方が怖かった。そして、父親にうつしてしまったんだ…」
とは、
別の感染者が言った言葉。
イタリアで体の調子が悪い時、
「なに、仕事に来てるんだ。いいから休め!」
と言う人が多い。
で、
それはきっと、
正しい判断だ。
あのおやびんは、言わなかったけど。
調子が悪かったら、
自分の体に正直になってみる。
それで、
周りに迷惑をかけないことの方が
自分が頑張るより
ずっと有効な事もある。
番組の司会者は言う。
「1週間ほどしたら、症状が良くなって、治ったと思ったんだ。だって、熱もないし、咳も出ない。でも、検査したら、やっぱり陽性なんだ。」
ここが、
普通の風邪とは違う。
だから、容易に外に出ては行けない…
と言うことだ。
自分が感染していることを
公にすることだって
勇気がいることだと思うのだけど、
こうして、その状況を
本人の口から伝えられることの方が
もっともらしい専門家と名乗る人間が
ああだのこうだの語るより
よっぽど信憑性がある。
「家に居てください。」
現場で労力を尽くす医者や看護婦、
そして、
感染者が言うことには
論より証拠
くらいの説得力があると
思ったりするのである。