ふりだしに戻る…2 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




昨日の夕空。


長い雨だった11月も終わり、
12月を迎える。
少しは、前に進むだろうか…





そろそろ、始まるだろうと思ってたテラス工事は、

一旦、

ふりだしに戻る。


イタリアのアパートの

屋根やテラスというのは、

その権限の2/3が

アパートの「共有」部分にあるのだということを

今回のことで、初めて知る。


そういえば、

雨漏りに悩まされる友人宅も、

そのおかげで、

簡単には、工事ができない。


下の住民が、

一人でも、

「NO」というのであれば、

それを「YES」に変えていく、法的処置を取らなくてはならない。


なんとも、

面倒な話である。


そんなのとは、関係なく

降り続けた11月の雨は、

家の中で降り続ける友人宅でさえ

諦めの境地にもたらせたけど、

うちも同様である。


どうしてテラス工事が必要かっていうと、

実は、うちのテラスの下は、

プール状に水が溜まっている。

正しく、傾斜がとられてない床下は、

雨が降るたびに

その水が、家の内側に向かって流れ込んでくるため、

改装したばかりの壁ですら、

じんわりと濡れてくる…というワケだ。


階下の家にとってみても

たまらない状況である。


溢れた水は、当然、

階下にも向かっていく。


真下の家にとっては、幸い、

改装中の段階で、

配水管に問題が発覚して、

きっと、そのせいだと思い、

その時点で直していたので

今は問題が無いらしいが、

これも時間の問題。


実は、

そのお隣さんも大変な思いをしている事を

つい先日、

知ったわけである。


「ちょっと、うちに来てみて!」


我が家のテラス問題は、

お隣さんのテラス問題にも発展してきていた。





⬇︎今日もありがとう!






最後までお付き合い、どうもありがとうございます。