映画The Classic(邦題 ラブストーリー)の感想です | I treasure you わたしのたからもの

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こんにちは^ ^

昨日の続きで、ユチョンがお勧めしていた
The Classicという
韓国映画の感想を書きます。


今回もめちゃくちゃネタバレするので
見る前にあらすじとか、細かい描写を
知りたくない方は
今日も読み飛ばして下さいね〜^ ^

あらすじ


大丈夫、愛だ
が私、大好きなドラマなんですが
その主演のチョインソンさんが
出演してる作品でした。若いわ^ ^




父が代筆した手紙が母に届き
娘が代筆した手紙が息子に届く



親同士が結ばれず
それを知らなかった子供同士が結ばれる。



彼の思いは、手紙を通して
時間がかかっても
彼女を
どうしても
幸せにしてあげたかったのかなぁって
思います。





親世代のストーリーは高校生三人
友人2人と片方の婚約者の女子高生が

子世代のストーリーは大学生三人
友人2人と片方の彼の大学生が
登場人物でした。


高校生のストーリーは
韓国が
ベトナム戦争に派兵した前後の時代設定。
派兵年代をみたら1964〜1973年


南北ベトナムに分裂した世界の代理戦争。
アメリカ軍55万人に比べても
韓国軍はかなり大規模動員で30万人。
大きなものだったんですね。


軍事政権下で
軍と民間人のデモ衝突シーンがあったり
学校で訓練という名目の暴力があったり
権力闘争も激しかった時代かと思います。


その中で主人公の友人と
政略婚約していたヒロインの女子高生。
友人の父親も地方の権力者で
折檻で息子の支配を常態にしていた環境。


ヒロインは国会議員の家のお嬢様でした。
時代が変わっているので身分の差までは
いかないものの、両班の末裔などで
あったかもしれません。
水原の別荘で行方不明になった彼女を
使用人が迎えに来ていましたね。


この頃に
水原で出会って
夏の午後を一緒に田舎で過ごし
恋心を持った18歳前後の主人公たちが
生きているわけです。


当時の国会議員定数は地方毎10〜20人、
ヒロインの家がどれだけ特権階級だったか
縁戚を願った友人の父の厳しさたるや
想像に固くありません。


息子である友人も後に
失恋と父の追及で板挟みになり
自殺未遂までしてしまう
気の優しさと弱さがありました。


それで友人に
恋愛感情なしの婚約者への義務として
最初は
ラブレターを代筆してもらっている。


とはいえ一方の2人は
学校や家に会いに行ったりして
恋をゆっくり育んでいました。

タイトルのThe Classicは
彼が見に行った学校のコンサートで
彼女の弾いたピアノ曲の
悲愴からきているのかな。

いつしか代筆もわかり。
手紙も婚約者名で出すまでになっていて。


また水原で冬を過ごそうとの彼女の電報が
郵便事故で双方の婚家に明らかになり
友人を自殺する目に合わせたことに
責任を感じた男性主人公が身を引きました。


ただその時婚約は
破棄されたみたいです。
男性主人公は志願徴兵されるんですが
その時にヒロインは大学生っぽく。
走って
泣きながら彼の列車を見送っているので。



戻ったらうまくいくのかなと思ったら
さらに運命は変わっていくんですよね…



私、トムクルーズが出演した
「7月4日に生まれて」を
中身を知らずに見てしまいまして。
ベトナム戦争のアメリカ側描写がっつりで
地上戦の過酷さに身が凍る思いをしました。



そんな戦場をくぐり抜けて
彼女にもらったペンダントを取りに戻った
時間のせいで爆撃にあって
目が見えなくなってまで
彼女への思いを持ち帰ったのに
主人公の男性は想いを告げず
身を引きます。


結婚してないのにしたふりをして。


そして彼女は友人と結婚し、数年後
主人公の彼の早い死と葬儀とともに
真実を知る。


河原で
手の甲で口を押さえて号泣する彼女は
本当に悲しそうなんですがとてもきれい。


何というか
彼の守った愛情が周りを囲む感じで。
彼女が
守られている愛の優しさときれいさが
そこにあって。




子供世代の恋愛はオマケですね^ ^ひひ。

友人の彼だったけど
お互い密かに想いを寄せ合っていた2人。
友人はちゃっかり彼女に
ラブレターを代筆させていたけど。

雨が降った時に
傘をささずに彼のジャケットを
2人でかぶって走っていったシーンが
親世代の傘のエピソードにシンクロ
なんですが、思っていたより
印象的なシーンじゃなかった^ ^💦


お母さんの手紙箱や日記を見つけて
彼女はこのエピソードを知り
彼に話したところ
何と彼が
父の形見のペンダントを持っていて。
お互いにどういう立場か理解し涙を流す。

そしてペンダントは彼女の首にかかり
お母さんたちと同じ川辺で蛍と遊ぶ2人


母から娘へ、父から息子へ
愛が
時間を超えて引き継がれた瞬間でした。


**





A walk to rememberにも
The Classicにも感じたこと。




愛することの真摯さ。
愛されることの美しさ。
愛は時間を超えて続いていくこと。



特にこの二つの映画は
男性の愛がとても静かで純粋で。
若いからこそもあるんでしょうけど。
強い想いが昇華されていく描写が素敵^ ^


あとエピソードで2人が過ごす自然が
きれいでしたよ〜^ ^


あ、そうそう、ユチョン確か
The Classicは
ライバル役やりたいって話してた時に
出てきてましたね^ ^


友人役か、なるほど。
映画の俳優さんは背の高いボーッとした
気の弱い、体も弱い、
でも友達思いの優しい男性設定でしたが
ユチョンがやったらどんな感じの男性に
なったかな^ ^←あっ年齢が違った😂


よかったら
みなさんも、見てくださいね〜🍀