2019年3月27日(水)
これからは…
リアルタイムでの更新を心掛けてきた私ですが、バタバタしておりまして更新が遅れてしまいました(^_^;)決して、旅ブログ最後の記事の出し惜しみしていたわけではありません(笑)
今日はちょっと長くなりますがお付き合いいただければ幸いです。
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出発する時にも書きましたが(記事はこちら)、大学を卒業してからはキャリアを積み上げるために目まぐるしいスピードで駆け上がり、エルサルバドルの海外赴任から戻った後は息切れ気味の自分がいました。
無職の自分。
身体の問題。
海外生活はしたことがあったけれど、旅をすることにたくさんの不安が募りました。
それでも1回きりの人生。後悔したくない!と思い飛び立ちました。
最初は「アジア」大陸から。
旅のスローガンは「見たいものを見る旅」(*´ω`*)
■ベトナム
ハロン湾
■ラオス
ルアンパバーン
■タイ
バンコク
■カンボジア
プノンペン
■香港
Graham Street
そもそもパクチーが苦手。パクチーが料理に使われているであろうアジアには最初から苦手意識があったのですが…旅にも慣れていなかったせいか、忘れ物、失くしものが続き、自分が情けなくて香港の吉野家で涙がポロポロ溢れ出てきたのを今でも覚えています。
今なら笑って話せますが、その時は結構落ち込んじゃって…💦そんな時に温かいコメントをくださったり、救いの手を差し伸べてくださる読者の方々がいてくださったおかげで前向きになり、「もう少し旅を続けよう。」と思えることができました。
続いて「アフリカ」大陸に突入。
■南アフリカ
喜望峰
■ナミビア
ナミブ砂漠
■ザンビア
ビクトリアフォールズ
■ボツワナ
チョベ国立公園
■ジンバブエ
ビクトリアフォールズ
■マダガスカル
モロンダバ
出国してちょうど1ヶ月経った12月5日、ナミビアでの出来事。
ツアーに参加していたのですが、ルームメイト(アメリカ人の女性)の前で号泣してしまったのです。疲れが溜まっていたのかな。これからの旅のことが不安になっちゃったのかな。孤独を感じることが多くてそれに耐えきれなくなっちゃったのかな。
でも、ルームメイトから「私も全く同じ気持ちになったことあるよ」と言われて気持ちがラクになったのを覚えています。
英語が母語であるとかないとか、国籍や年齢がどうとか、そういうことはあまり関係なくて、旅人ならだれでもこういう気持ちになることがあるのかも、むしろ旅をしているからこそ出てくる感情なのかも、と思ったら、新しい自分に出会えた気がしたのです。
その時くらいからでしょうか。ナミビアで号泣してからは、「私は(この先)きっとやっていける!」と思えるようになりました。
そしてこの旅で1番楽しみだった「南米」大陸へ移動しました。
■ブラジル
リオデジャネイロ
■エクアドル
ガラパゴス諸島
■ペルー
マチュピチュ
■ボリビア
ウユニ塩湖
■アルゼンチン
ペリト・モレノ氷河
■チリ
イースター島
ブラジルでは協力隊同期の家で年越しをしたり、ボリビアでは大学からの友人で現在・協力隊として活動㊥のゆかりに会えて、「見たいものを見る旅」だけでなく、「会いたい人に会う旅」にもなりました。ウユニ塩湖やアタカマは超スーパー悪天候だったけれど…(^o^;
そして、南米を抜け、世界一周・最後となる「大洋州」&「オセアニア」大陸へ。
■タヒチ
ボラボラ島
■ニュージーランド
テカポ
■オーストラリア
タスマニア
大、大、大自然に圧倒される日々。
大好きな動物たちに会えてテンションが上がりまくる日々。
「旅の最終日や帰国するフライトに乗る時はいったいどんな気持ちになっているんだろう。」と常々思っていた私ですが、
「気が済んだ」
という言葉がまさにピッタリで、「もっと旅を続けたい」だとか、「日本に帰国したくない」だとかそういった感情はなく、「そろそろ帰国してバリバリ仕事したいな!」と思える自分がいました。
それだけ、自分のやりたいことをやりきれたのだと思います✌もちろん、悪天候のために諦めざるを得ないこともあったし、取り組まなければならないパソコン作業の関係で断念した訪問先もあったけれど…
でも、全部ひっくるめて「思う存分、楽しめた!!」と思う自分がいるのです。そして「仕事がしたい」と思えるようになったのは、仕事を離れて自分を充電することができて、新しい第一歩を踏み出す準備ができたからなのかな、と思います。
家族や友人・知人に自分の安否を知らせることが一番の目的で書いたブログですが、たくさんの方々に覗いていただき、時には「更新を楽しみにしています!!」というお言葉までいただくこともありました。旅の様子から無事帰国したことまでお伝えすることができて嬉しく思います。
また、最後まで安全に、そして大きなケガをすることなく旅を続けられたのは、運や神様が味方してくれただけではなく、たくさんの方々に温かく見守っていただけたからだと思っています。
この場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
さてさて、気になる yukorosukeの今後についてですが…別に気にならん⁉(苦笑)
気になる方はもう少しお付き合いくださいませ(笑)↓↓
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旅㊥に「これっ!!」と思えるポストがあれば絶対にアプライしようと思っていたのでパソコンを持って行ったのですが…
実は、ガラパゴス諸島→キトに移動する直前に「これだ!」と思えるポストが上がっていることが判明し、ナスカ行きを諦めクスコでは部屋にこもってパソコンに向き合い、マチュピチュ村までパソコンを持って行き、ひたすらカタカタする日が続いたことがありました。
仕事内容は「これだ!!」と思えるものだったのですが、勤務地はアジア。働くならスペイン語圏かアフリカが良いなぁと思っていたので、「アジア」の要請に対して「うーーーん(;'∀')」と考えたものの、仕事内容はまさにドンピシャ(自分のやりたいこと)だったので応募してみることにしました。
書類審査は合格し、アルゼンチンでスカイプ面接を受けることに。
でもね、スカイプ面接が終わった後、
「あれじゃ、ダメだわ」と自分でも思ってしまうくらい、聞かれたことに対して簡潔に適切に答えられなかった面接となりました。
で、結果は「次点合格」。
競合がいて、私は2番手。
1人しか派遣できないポストだったので、その方が辞退するかよっぽど健康上の問題で派遣取り消しにならない限り私にはそのポストが回ってこないという状況で、そのポストには縁がなかったのだと自分に言い聞かせました。
もちろん、次点合格となって残念だなと思ったのは事実で、落ち込みましたが…
この旅で何を学んだかって、「全てのことには意味がある」ということ。そして、「残念」を上回る「感動」やそれを覆すほどの「素晴らしい出来事こともたくさん待ち受けている」ということ。選ばれなかったことにも何か意味があるはずで(少なくとも1番に選んでもらえるだけの実力がなかったわけで…)、「まずは自分に足りないものを補うために修行をしなさい」ということなのかも、と思った次第です。
そして、「自分が希望するタイミングでポストが上がらない」というのはこれからもあり得るわけで、「それでもこの分野でやっていきたいのか」、「その覚悟があるのか」、神様に試されているのかもしれない、と考えました。
帰国して真っ先に考えたのは小学校・算数専科(算数の講師)として経験を積むこと。
でも求人を見て学校に問い合わせても、もう決まってしまっただとか、6月、または9月から来てほしいというものばかりでした。
もう1つやってみたいと思っていたことは、英語で仕事をするということ。算数の指導に特化していなくても、英語で業務をする経験を積むことができたら、自分の自信になると考えました。
◆旅㊥に届いた、大学院(UCL Institute of Education)からの修了証
語学留学をしたこともあるし、イギリスの大学院で修士もとれて、英語のスコアもそりゃちょっとは上がったけれど…。でも、学位やスコアを保持していることと、実際に英語を使って業務に携われるかどうかは別の話だと私は常々思っておりまして、英語で業務ができる機会があれば良いなぁと考えていました。
そしてネットで検索してみたところ…
なんと!!
あったのです!急募で4月1日から来てほしい!!というポストが!!
教育関係の仕事で、業務で使う言語は英語。同僚は多国籍。
帰国後にオンライン登録。すぐに連絡が来て、この2~3日で履歴書や願書など必要な書類を作成し、提出。今日の朝スカイプ面接があり、1時間後に「採用」のご連絡をいただきました!!
勤務地は…
島です(笑)
少なくとも1年間は島人(しまんちゅ)として生活します。
暖かいあの島で英語を使って教育分野の仕事をする。←ご想像にお任せしますwww
これも何かの縁なのだと思います。アジアのポストはダメだったけれど、この経験もいつかきっと生きると信じたい。身体の心配もあったから、しばらくは日本にいなさいと神様が言ってくれたのかもしれませんね。
さっそく3月30日に国内線で移動し、4月1日からバリバリ働きますっ!!!( `ー´)ノ
今後のブログは…
しばらくお休みしようと思っておりますが、
「アラサー女子の島人(しまんちゅ)気まぐれ日記」とかテキトーな名前をつけて、美しい海や空の写真をアップするかもしれません(笑)
少なくとも1つ言えることは、充電して、今は仕事に対して前向きな気持ちでいっぱいだということです。
長くなりましたが、お礼とご報告の記事をこれで終わりたいと思います。皆さま、ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!
yukorosuke