四十九日 | 「センムの本音日記」大好きな家族(猫2匹を含む)とパンと家の話

「センムの本音日記」大好きな家族(猫2匹を含む)とパンと家の話

専業主婦のように家事や育児を楽しみ、独身のように仕事を楽しみ、
世界観がどんどん広がるような人たちと出逢っていける女性を目指してます。
インテリアコーディネーター。二級建築士。パン屋。


小さい頃からお世話になってた爺さんが
亡くなってから、四十九日が経った。


なので、仕事の合間にちょっとだけ、
手を合わせに行った。
仏さまになった爺さんに。




そしたら、曾孫ちゃんが
ちょうど七五三のお着替え中。




イヤイヤ言って、
なかなか着替えない。




数年前の我が子なら、イラッとしたかもなー。
(早く着て、予約した時間に写真撮影もあるし、神社にお詣りに行かなんし、で)


しかししかし、今はただただ
イヤイヤ言ってる姿が
可愛いくてたまらない。




亡くなった爺さんも、
きっと目を細めて可愛い可愛いと
見守ってくれてるに違いないな。




爺さんと私は、血も繋がってないけど
爺さんを思い出す度
頑張っていこうと思えるから不思議。



爺さんの長男であるSおじちゃんから
「なーーん、爺さんはね
あがん自由に、好き勝手に生きたて思われよるばってんね、たいーぎゃ我慢した人生だったと思うよ」って聞かされた。



そうなんだー。
私には知らない部分の、爺さんの我慢。



あんな奔放で、場を賑わせて
自分の意見をビシッと言って、
周りの調整役をかってでてた爺さんでさえ、
我慢というものをしてたんだ。



そうかー。





命は、曾孫ちゃんたちに 
繋がっていってる。



亡くなっても、繋がっていくものが
ちゃんとある。




やっぱり、尊敬する爺さんだ。