今日もお読みくださって
ありがとうございます。
佐賀県議会議員
いちのせ裕子 です。
フィンランド視察 ③
衛星画像を活用した災害対策
アールト大学の構内を歩き
宇宙アドベンチャー企業に向かいました。
世界初、
100キロを切る超小型SAR衛星を
民間最多の21機開発し、製造し、
打ち上げて運用し、
画像提供を行っている
宇宙ベンチャー企業
ICEYE (アイサイ)
アールト大学構内に本社があります。
ICEYE (アイサイ) 本社前
以降の撮影は禁止でした
カジュアルな出で立ちで思い思いに
仕事をしているオフィス部分。
密閉された製造部門。
目の前には羽を広げた人工衛星。
だけど、なぜか手作り感が漂います。
小さいから？
すべて撮影禁止でしたが、
(添付画像はオフィシャルサイトより引用)
CEOの
ラファル・モドルゼフスキ さん
(Rafal Modrzewski) さん
自ら社内をご案内下さいました。
穏やかなお人柄。お若い。
アールト大学のご出身です。
アイサイのサイトより
本当にこんな人工衛星を作っていましたが
小さな工房で手作りしてるような
雰囲気だったのです
家屋や農業被害の特定、
被害額の算定の迅速化を得意とし、
各国政府や企業とのコラボも多いのですが、
現状、行政の大事な役目である
人命救助のための初動の判断に生かすには、
画像解析の短縮は欠かせない
と熱心な意見交換が行われ
有意義な時間となりました。
湖畔を臨むオフィスはとても居心地が良く
社員さんも若い。
昨年2月には東京にも
アジアの拠点となるオフィスを開設していて
日本企業とのコラボレーションも見られます。
2020年から2021年の収益成長率は
なんと 400パーセント。
大学で生まれたイノベーションが
多額の資金を世界から調達し、
さらに各社とのコラボレーションで
技術力やサービスを伸ばしていく様を
肌で感じることができました。
なにせ ただの行政視察の説明に終わらない。
本気でビジネスを展開しようという
意気込みを感じました。
このスピード感、柔軟性、胸襟の開き方。
何を必要とし、何が足りないのか。
ベンチャー企業の伸び盛りの熱気を
肌で感じる時間となりました。
と同時に、
まさに 新学習指導要領に盛り込まれている
問題解決力、表現力、主体性
を培うアクティブラーニングの
重要性や必要性も感じました。
フィンランド視察 ④ へ続く
フィンランド視察の記事は他にもあります。
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