世田谷区 議員 選挙 議場1


●自転車保険の加入促進について

 


課題

・自転車が加害者となった交通事故における、高額の損害賠償判決が相次いでいる。

・例えば、2013712日には神戸地裁で、当時小学校5年生と歩行者の衝突事故の損害賠償訴訟で、神戸地裁が、約9500万円という自動車並みの損害賠償判決が出た。


課題解決に向けた質問・提案



・誰でも加害者になりかねない。自転車保険の加入は、相手を守るためでもあり、自分を守るためでもあり、必要。

・現在、「相手への補償として個人賠償責任保険」と「自分への保険として自転車保険」が注目されており、最近では両方を兼ね備えた「個人賠償責任保険つきの自転車保険」も出ている。

・平成257月に施行された「東京都自転車条例」により、自転車利用者は、自転車事故に備えた保険に加入する努力義務が定められた。

・そこで、例えば交通安全教室の中での周知、また荒川区のように、区報の特集号を組むなどして、自転車保険の加入促進に向けた、更なる取組みが必要と考える。



成果


・区では、平成24年4月制定の「世田谷区民自転車利用憲章」リーフ

レットで、保険の加入を呼びかけている。


・現在、一般向けに実施している自転車安全教室では、自転車が加害者となり高額の賠償金が請求された事例等も紹介しながら、保険加入を呼びかけている。

・今後も、自転車保険の加入促進に取り組んでまいる。








世田谷区 議員 選挙 議場1


●駐輪場優先権付き自転車安全教室の実施について


課題

・自転車安全教室の受講率がなかなか上がらない。特に、働く世代の方々への、・自転車のルール・マナーの周知徹底が必要。

・平成24年にもこのテーマは取り上げた。



他自治体の例

・三鷹市は、自転車安全教室の受講者が全然集まらなかったため、自転車講習を受講した人に自転車安全運転証を交付し、さらに市営駐輪場の定期利用を申し込む際、優先的に駐輪場を利用できる、というインセンテイブを講じた。


・武蔵野市でも、自転車安全利用講習会を受けた方には、認定証の他に、TSマーク付帯保険の1000円分の助成、駐輪場の優先的利用など、を行い、安全教室の受講率アップにつなげている。

・市民の声も「優先権目当てで受講したが、自転車のルールを学ぶには大人になって初めてで、いい機会になった。」と好評。


・千葉市でも、平成25年から開始。


・松山市でも、自転車免許証を掲示すると、市有施設において利用料の割引などの特典が受けられるようになっている。




課題解決に向けた質問・提案



・自転車の安全教室の受講率を上げるための1つの手段として、他自治体では、様々な工夫をしている。


・現在、世田谷区では、安全教室を受講した人に自転車受講証を発行しているが、受講証は車のように免許証ではなく、義務ではないので、なかなか受講していただきにくい。
・そこで世田谷区でも、このようなインセンテイブを講じることは、手段の1つとして有効だと考えるが見解を伺う。


成果


・一般向けの自転車安全教室の実施には努めているものの、今後、さらに受講者を増やしていく必要がある。

・「自転車安全利用推進員」の取り組みとも連携しながら、例えば勤めている方へも、昼間、職場で受講できる、あるいは夜間や休日に受講できる等、受講の場や機会の確保に努めてまいる。

・インセンティヴについては、既存の駐輪場ではインセンティヴがなかなか働かないという、他自治体の課題もわかってきたが、今後も研究してまいる。















世田谷区 議員 選挙 議場1

体調が優れず、更新が遅くなりました。物貰いにヘルペス・・・

無理せずに、休養しようと思います。

少し良くなったので、ブログの更新をします。遅くなり、ごめんなさい。

先週の議会の質問の続きです!



●自転車ヘルメットの着用徹底について


課題

2008年からは道路交通法の改正により、子どものヘルメット(13歳未満)については親からの「着用努力」が義務化になった。

・消費者庁が20146月に調査では、自転車事故の死亡事故における損傷個所は頭部が圧倒的に多いというデータがある。


また、一般財団法人自転車産業振興協会が人形のダミーを使った実験で、「ヘルメットを着用すれば、幼児の頭部に生じる衝撃は56割程度に軽減される」との結果が出ている。



課題解決に向けた質問・提案

・ヘルメットを着用することで、死者の割合は4分の1に低減する、とのデータもある。

・特に幼児へのヘルメット着用の周知徹底、またそれ以外にも自転車に乗る際にはヘルメットの着用の周知が必要と考える。

・そこで、例えば、スケアードストレイト方式の安全教室の際に、実際にヘルメット着用した時と、しない時の頭部に与える影響を、実際に見せるなどして、ヘルメット着用の重要性を周知することが必要と考える。見解を伺う。



成果

中学校での交通事故再現型自転車安全教室の中で、自転車用ヘルメット着用の効果について説明する等、ヘルメットの着用推進に取り組んでまいる。