色々な不調に悩んでいる方の根っこには、健康に自信がないという感覚があると思っています。
悩みがあるんだから、自信がないのは当たり前なのですが
でも逆に この私達がいる世の中の背景にも、自信を奪ってしまっている要素があるとも思っているんです。
例えば風邪をひいた時、鼻水や咳、発熱を、お薬などを使い良くしようとすることが普通に行われています。
風邪くらい放っておけば治る!と言って放置していると、「お薬飲みなさい」「病院行きなさい」と怒られちゃったり。
(今は余計に💦)
もちろん辛いものは楽にしたい、でも症状 → お薬・病院 という流れが体に対する信頼を減らしてしまっているのではないかと思います。
風邪の症状は、体がウィルスに反応しているから表れるもの。
鼻水や痰は、細胞がウィルスと闘った後の残骸ですし
咳は気管に炎症があるというお知らせ、痰を出すため
炎症はウィルスと闘ったり、いらないものを燃やし処理するという働きだったりします。
だから 症状があるのが悪いこと、というわけではないんです。
お薬で炎症を抑えることで、
ウィルスとの闘いをストップすることになったり、いらないものを燃やせなくしていたり、
鼻水や痰も、余計ぐずぐずしちゃったり。
重い持病がない人なら、ぱっと熱を出して、鼻水や痰を出し切った方がすっきりと楽になったりします。
そんな時は、普段忙しくしている自分をしっかりと休ませる時。
特に子供は、小さな頃からいろんな微生物(菌やウィルス)に触れて熱を出す経験をし、体がその治し方を覚えることで
丈夫な体を作っていきます。
そのような過程を踏むことが少なくなった今、健康に自信をもてないという心の状態になってしまっている方が、とても多くおられると感じます。
風邪だけではなく、他の病気でも同じ考え方ができます。
体にとってはその症状を出す理由があります。
いらないものを出し、不具合を知らせ、体の中をより良くしていくため。
いつもいつも より良く生きる、というところに向かっています。
私は この自己治癒力について理解できた時、病弱だった自分の体にも自信をもつことができました✨
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