【映画・怪物くん】のパンフレットで
智とお仕事をした中村監督が
当時の印象を語ってくれてますが
一部抜粋しますね。
脚本・西田:
大野くんと仕事をしてみて、いかがでしたか?
中村監督:僕は知人から
「大野君と中村監督は相性が良いと思うよ」
と言われたことがあって
実際に一緒にやってみると
本当にその通りで、楽しかったですね。
あんなにきっちり準備してくる俳優さんは
珍しいし、しかもあれだけ芝居が上手い。
監督の仕事を
減らしてくれるんだよなぁ。
西田:監督の仕事を減らすと言うのは?
中村:僕らの仕事は、役者がその場にふさわしくない
芝居をしているときに「それは違う」と言うことなんだけど、
大野くんにはそれを言う必要が無くて、見てればいい。
あと、僕がちょっと面白い事をしたいと思って、
前のシーンとの繋がりを忘れて
やっちゃいそうになる事があったんです。
でも、縦糸をつなげていく仕事なので、
急に断線して前のシーンとリアクションが違ったら
おかしくなる。気付かないで僕がやろうとすると
大野くんはそこに乗らないんですよ。
西田:「その流れは違いませんか」と
監督に彼が言ったり?
中村:いや、大野くんは何も言わなくて
僕が彼の芝居を見て「そうだよね」って気付く。
彼の芝居は、ちゃんと縦で繋がっているので。
作品を作るパートの一つとして
仕事をきちんとやってると言う
プロですね。
こんな風に
言って貰えていたんですね。
読めて良かった。。
(Nちゃんありがとね)
勘が鋭く、アクションもお手の物。
監督として特に口を挟まなくても
智はちゃんと考えて取り組んで
だからこそ
智はこの大作の主演に抜擢された。
そして先日も話題になった
つくまる編集長との対談でも
智を「嘘の無い演技はピカイチ」だと
褒めて下さってましたが、更に
中村監督:
アクションは吹き替えが殆ど無いです。
大野くんと鈴木亮平くんは忍びの役なので
凄い戦いをしてくれますが、できちゃうから
そのまま撮っちゃうんです。
との事で、相変わらず智は
監督の仕事を減らしてるようで
監督から絶大な信頼を得てる智。
”Shinobi no kuni”
と検索してみて出て来た英文Wikipedia
そこにはこんな風に書かれてまして
赤線の部分を訳しますと
大野は型破りな考え方を持った、
無門と言う役に最適な人物だと
中村監督はコメントした。
う・・・・(;_;)
もうなんかね、この英文読んだだけで
涙が出る。。
これ、日本語のページには
書かれて無いんですよね。
だから
外国の人がこれを読んだら・・・
なんて思いを馳せると
凄く嬉しくなっちゃって
智は、特に何を意見するでもない
黙って言われたこと以上の物を出し
結果を残す。
監督からしたら、役者さんとして
こんな理想的な人材はいませんね。
中村監督が何年も温めて来た
忍びの国と言う超大作。
その主人公に選ばれた智は
それだけ信頼の置ける
役者さんだと言う事なんだなぁ