幼児期は、多くのことを感じ、吸収できる最適な時期です。
この時期に、多くの体験をすることが大切だと考えています。
そのため、幼児の生徒さんのレッスンは、ピアノを弾く活動と並行して、
リズム遊び、身体活動、歌う活動
を多く取り入れます。
スペースが必要なときは、机や椅子を隅に寄せて片付けることもあります。
教具もたくさん使います。
幼児の生徒さんのレッスンの一例は、
レッスン風景♪vol.2 をご覧ください
小学生になると、ピアノを弾く時間がかなり増えますが、
幼児期よりも難しいリズム遊び、
音符カードを使ったゲーム
などを取り入れることもあります。
作曲に挑戦する子もいます。
小学生の生徒さんのレッスンの一例は、
レッスン風景♪vol.1 をご覧ください。
ピアノ演奏を上達させるためには、ご自宅での練習が必要です。
とはいえ、気分の乗らない日もあれば、練習そのものが苦手というお子さんもいらっしゃることは承知しています。
練習していないことを𠮟ったり、責めたりすることはしません。
生徒さんがどんな状態でレッスンに来ても、講師としての私のスタンスは変わりません。
生徒さんにとって、
練習をしやすくなる
ピアノに向かうことが楽しい
と感じるレッスンを提供できるよう、常に考えています。
レッスンでは、毎回宿題を出します。
宿題は、生徒さんにとって難しすぎても、易しすぎても取り組む気にはならないと思います。
そのため、生徒さんにとって、少し練習を頑張れば出来る課題を出すようにしています。
練習の仕方も、レッスンの時間内で、実践しながらしっかり伝えます。
次の週に、しっかり練習ができていたら必ず
を付け、きちんと褒めます。
あまり弾けていなければ、一緒に練習をして、できる限り
を付けられるようにします。
どうしてもできなければ、次週までの課題にしますが、何を、どのように直して練習をすればよいのかを、わかりやすく伝えるようにしています。
また、小学校低学年くらいまでの生徒さんについては、保護者の方のご協力が必要になります。
ご自宅で練習する習慣をつけるためには、練習する曜日や時間帯、お約束ごとを決めたり、きちんと集中して練習に取り組める環境を作ってあげなくてはなりません。
それは決して、保護者の方が間違いを正したり、弾き方を教えたり、練習を無理強いするということではありません。
言い過ぎると、返ってお子さんはやる気を失ってしまいます。
少しの時間であっても、きちんと練習をしたことを褒めてあげたり、練習をした結果上手に弾けるようになったことを、一緒に喜んであげてほしいと思います!
レッスンは1週間の中で1日しかありません。
残り6日間の過ごし方によって、お子さん自身がピアノに楽しく向き合えるか、そうでないかが大きく変わります。
ぜひ、ご家族皆さんで、ピアノを弾ける方も、弾けない方も、
お子さんと一緒に楽しんでください!
練習しない原因というのは、根本的にピアノに興味がない、忙しくて時間がないということもあるとは思いますが、ほとんどは、宿題が難しすぎるから、練習の仕方がわからないから、弾けなくて面白くないから、その曲が好きでないから…
そんなところだと思います。
かつての私は、練習しない生徒さんに対して、よく怒ったりしていました。
生徒さんはきっと嫌な思いをしたことでしょう。
すぐに辞めてしまった方も何人かいらっしゃいます。
そんな失敗も経験しながら、今の私が子どものレッスンで大切にしていることは、
ピアノを弾くことが楽しい!もっと上手に弾けるようになりたい!
と、生徒さんに思ってもらうことです。
一人一人と向き合いながら、現在も試行錯誤の連続です
小学生までの間に、
ピアノを弾く楽しさを知ること、基本をしっかり身に付けること
が大切だと考えています。
なぜなら、中学生になると、勉強や部活が忙しいため、なかなか家での練習の時間が確保できなくなるからです。
それでも通い続けてくれている生徒さんは、ある程度自分で弾く力が身に付いていて、忙しい合間の息抜きとして、上手にピアノと向き合っているという印象です。
全ての生徒さんに、楽しく長く続けられるレッスンを提供できるよう、今後とも努力していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました
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