毎年4月に、幸田町民会館にてピアノ発表会を開催しています。
回によって異なりますが、今年は中学生以上の出演者が11名と、全出演者の3分の1を占めました。
全員が、幼児期、または小学校低学年の頃から通い続けてくれており、最多出演者は15回連続の大学生、次いで11回目の高校生、10回目の中学3年生、最も少ない中学1年生の子でも5回の出演歴があります。
長年練習を積み重ねてきた生徒さんの演奏は、とても素晴らしいものです。
一人ひとりの、曲に対しての思い、演奏に対する思いが、音に込められています。
演奏をするだけではなく、他の出演者の演奏を多く聴けることも、発表会の良いところです。
まだピアノ歴の短い生徒さんも、多くの生徒さんの演奏に刺激を受け、多くのことを吸収できる場にもなっています。
発表会は、緊張感がありながらも、とてもアットホームな雰囲気です。
保護者の皆様が、本当に暖かい方ばかりで、感謝しています。
3名のお母さまが、親子連弾で出演してくださいました。
親子でピアノを一緒に楽しめるのは、最高ですね!
一人で舞台に立ってピアノ演奏するというのは、年齢に関係なく、誰でも大変なことです。
出番前に緊張する子どもたちは、笑顔で励ましてくださる保護者の皆様のおかげで、過度なプレッシャーを感じることなく、のびのびと演奏することができているのだと思います。
思うように演奏できなくて悔しそうな表情を浮かべる子
良い演奏が出来て満面の笑顔の子
緊張から開放されて思わず頬が緩む子
本番を終えると、普段のレッスンでは決して見せることのない、生徒さんたちの様々な表情や姿を見ることができます。
その瞬間が、私はとても好きです。
一つのことをしっかりやり遂げたからこそ芽生える感情が、そこには有ります。
幼い頃からこのような経験を多く積むことで、心が大きく成長していくことでしょう。
実際に、発表会出演をきっかけに、メキメキと上達していく子が何人もいます。
子どもは自分で成長していく力があるのだと実感させられます。
私自身は、子どもを信じ、能力を引き出す機会を作り、サポートすることしかできません。
その一つの大きな手段として、今後もずっと発表会を継続したいと考えています。
ちなみに私も、毎年プログラムの最後にソロ演奏しています。
私は普段、演奏活動をしておらず、生徒さんと同じで、発表会が年1回の大舞台です。
出演者の一人として、生徒さんと同じように練習をし、同じように緊張をし、手を震わせながら(歳とともに酷くなってきました)演奏しています。
私の指導のモットーは、言葉に説得力を持たせるために、実践して身を持って示すこと、もう一つは、私自身が全力で音楽を楽しむことです。
楽譜をなぞって、覚えた音を並べただけでは音楽とは言えません。
その裏側には、感情、表情、情景、色…多くのものが存在します。
生徒さんたちには、人の真似や、ただ言われたとおりに弾くのではなく、想像力を働かせ、自分なりの表現で、自分の音で演奏してほしいと考えています。
それは、決して難しいことではなく、楽しいことだということを、私自身が演奏をして伝えたいと思っています。
おかげで、生徒さんが練習しなくて困る…という悩みは、私にはここ数年、ほとんどありません。
(とはいえ、毎年1人、2人は練習を全然しない子がいますが、それぐらいは仕方ないです)
こんな風に弾きたい!という目標が見えれば、練習が苦痛ではなくなります。
生徒さんを練習嫌いにさせないということが、私の役目だと思っています。
ピアノを長年続けていたのに、教室を辞めたら何も弾けなくなった…なんていうことは、悲しいですよね。
演奏力を身に付けること、それこそが、ピアノを習う意味だと思うのです!
毎年、発表会を通して、私は生徒さんたちから、音楽の素晴らしさ、ピアノ演奏の楽しさを新たに学ばせてもらっています。
私もまだまだ勉強中。これからも、生徒さんたちに負けないように、練習を頑張っていきます!
そして、充実したレッスンを提供できるように研究していきます!
大城ピアノ教室発表会、素敵な演奏の数々、聴いていて飽きません!自慢の発表会です!
(コロナ禍で、ここ2年間はあまり大勢の方をご招待できていないのが残念です。)
大城ピアノ教室で、ピアノを習って、発表会に出演しませんか!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
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