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今回の佐賀ツアー、最大の目的は#SoSA
SoSA=Social SAGA

「ソーシャルメディアシンポジウムSAGA」が、佐賀県地域産業支援センター主催、佐賀新聞社後援のもと、今回佐賀市で初めて開催されるということで、遥々やって参りました。

ソーシャルメディアを有効活用した「グローバル」「ソーシャル」「ライフスタイル」「ヘルスコンシャス」「ローカルリノベーション」といった分野の講師・パネラーとして東京からは4人がお招きいただき、ソーシャルメディアの最新潮流について意見を交わしていく、画期的なイベントです。






そもそもソーシャルって何やねん?
ブロガーとやらを名乗る、得体の知れない女子たちが佐賀にやって来たぞ。
ってきっと思われていたはず。

パネラーに選んでいただいたものの、正直のところ私自身、カタカナの横文字とか、イマドキな造語は苦手で、完全にはついていけてないです。






本番前の顔合わせと打ち合わせ、リハーサルを終えて、景気づけにか、豪華な重箱の弁当をご用意いただきました。
VIP待遇~♪









いよいよ本番。
平日の昼間にも関わらず、会場には感度の高い200人以上の方々にお集まりいただきました。
この会場、普段は披露宴などで使われているのでしょうか。
厳かな垂れ幕やネームボードなど、なんだか中学時代の弁論大会の、あの心地よい緊張感を思い出します。






まずは、“はあちゅう”こと、伊藤春香氏の基調講演。
「ソーシャルメディアを自分の人生に活かす」をテーマに、おそらく120%活かしきっているであろう、彼女の講演をなにげに今回初めて聞きました。
さすが何度もこういった場で経験を積んでいるだけあって、淡々と的確に、わかりやすく、聞き手を惹き付けまくってあっという間の60分間でした。
やっぱり彼女こそが、SNSの女王なんじゃないかなって思います。















第二部では、「ソーシャルライフスタイルがもたらす近未来」をテーマに、はあちゅう、dmgイベンツ日本法人代表武富正人氏、ライフスタイルプロデューサー村上萌氏、佐賀エバンジェリスト江崎ひとみ氏、私、そしてモデレーターに森本登志男氏を迎え、6名でパネルディスカッションを行いました。

出身も、年齢も、職業も違えど、この6人の共通点は、ブログを中心としたSNSを使ったライフスタイルを確立していること。
たしかに“ソーシャル”なんだけど、“リアル”もしっかり持っていること。
(ソーシャルとリアルが対義語かはわからないけれど。)
「発信する」ことに目的と責任があること。

にしても、「話す」ことには、4年以上続けたラジオパーソナリティの仕事でとっくに慣れていたはずが、自分を知らない人に対して、自分がこういう人間なんだと「伝える」という作業は、いかに難しいかを痛感しました。






質疑応答の後、参加者の皆さんと記念撮影。
この一日だけで、1ヶ月分くらいの、本当にたくさんの方々と名刺交換をさせていただきました。
10年前だったらこの名刺に記載されていたのは、名前と会社名、役職、会社の所在地くらいであろうことが、次第に携帯電話番号、メールアドレスなどが付け加えられ、今や名前さえわかれば、その直後にはTwitterやFacebook上でその相手とやり取りができるという、なんとも不思議な時代に私達は生きています。

もう今年で30歳にもなりますが、「高校生の時からずっと雑誌で見てました。」って今だに声かけてくれる人がいたりして、恥ずかさの中に嬉しさがあり、露出し続けて来たこともあながち悪くないなって思える瞬間でした。

(これらの素敵な写真は参加者のお一人が撮影して送ってくださいました。ありがとうございました。)






近年、ブログ、Facebook、Twitter、そしてLINEといったSNSの急速な普及に伴って、メディアのあり方が大きく変化していることは否めません。
時代の波に追いつこうとするあまり、ソーシャルに過敏になりすぎたり、依存してしまったりして、リアルを見失ってしまう人も少なくないのでは?

今こそ個人の発信力と同時に、情報を取捨選択する力が問われてきます。
一人一人がメディアになり得る現状に自覚を持って、これからソーシャルと上手に向き合っていければと思います。

貴重なお時間を割いてご参加いただいた皆様、こんな素敵な機会を提供してくださったスタッフや関係者の皆様、本当にありがとうございました。


シンポジウムの講演内容の一部や、参加者の皆さんのツイート、一連のソーシャルツアーの様子は全て、「#SoSA」 で見ることができます。
(ハッシュタグの存在も最近ようやく認識したところです。マスターすると本当に便利!)




で、翌朝、早速佐賀新聞でシンポジウムの様子がバッチリ掲載されていました。
おそるべし、#SoSA





※本件へのお問い合わせは、ソーシャルツアー@SAGA実行委員会事務局までどうぞ。