第32回日本クラシック音楽コンクール全国大会、ヴァイオリン小学校高学年(5,6年生)の部の審査をさせていただきました。
この日の審査員は錚々たるメンバー
お子さんが名ヴァイオリニストであったり、指導者として超実力派の先生であったり……
圧倒的に若造な私を混ぜていただき、恐縮以外の何物でもありませんでした
キンチョウシマシタ
……
コンクール会場は浦安音楽ホール。
ひとつ手前の舞浜駅で途中下車したい気持ちを抑え、新浦安駅で下車。
地区本選までは一人一人に講評を書くので本当に大変なのですが、全国大会のみ講評なし。
しかも分数カットも全国大会のみ無しなので、じっくりと演奏を聴くことができます。
10:15に審査を開始して、15分休憩を3回、45分休憩を1回挟み、審査終了はほぼ18:00。
39名の演奏を聴き、入賞者を決めました。
さすが全国大会となると、弾けて当たり前の方達が勢揃いなので、順位をつけていくのもなかなか大変。
個性がキラリと光って音程も完璧でも、基本的な奏法に癖があるとやはり入賞は難しくなります。
また、テクニックは完璧でも、「表現する」という意思が溢れてこないと、こちらも入賞は難しくなります。
①「こう弾きたい!」という強い意思
②しっかりとした基礎
③確かなテクニック
④コントロールされた音色
この4つが揃わないと、全国大会での入賞はつかめないのだな、というのが審査をしていての感想です。
高校3年生の時に全国大会第3位をいただいた自分の演奏を、タイムマシンに乗って客席で聴いてみたい、とつくづく思いました
最後の休憩時間、審査員控室にはケーキが
入賞されたみなさん、おめでとうございます
………
帰りは東京駅の駅弁屋さんで、自分の夕食と子ども達へのお土産をGET
この3つで4,000円を超えていて、あわててレジでSuicaにチャージをしたのは内緒です
えんがわ押し寿司は、私の大好物です!
さぁ、私もヴァイオリニストとして常に進化できるように、また基礎から固めていくぞ