ヴァイオリン弾き“きゅうちゃん”のひとりごと〜清岡優子's blog〜

明日は生徒さん達の発表会!

ヴァイオリン3講師・ピアノ3講師・ハープ3講師・チェロ1講師の合同発表会です音譜


会費の中に、演奏中の写真代・記念品代まで含まれているのも名物で、今年私は、記念品のクッキー係に挙手しましたチョコ


なぜかというと、中高の同級生が、うちから車で30分くらいの所にアイシングクッキー専門店をオープンしたからアップ


アイシングクッキー専門店鵠沼クッキーチョコ


高校卒業後もFacebookでは繋がっていてお互いの近況は知っていたけれど、おそらく卒業ぶりに連絡をとり「発表会の記念品クッキー80個」を発注いたしました照れ


そして今日、完成したクッキーを受け取りに行ってきました!


同級生である店主の森さんドキドキ


20年以上ぶりに会ったのに変わらぬかわいさドキドキ

再会記念に私もパチリカメラ



前もって「プログラムのデザインを取り入れて作ろうと思う」との事でプログラムをお送りしてありましたが、なんと、こんな素敵なクッキー達の写真が届きました乙女のトキメキ






信じられない器用さ。

愛のこもった作品達を、明日、演奏後の生徒たちに、ひとりひとり舞台袖で手渡ししますチョコ


この鵠沼クッキーさん、今は受注生産がメインだそうですが、バレンタインなどのイベントに合わせて店舗販売をしたり、お教室も開いたりしているそう。

ぜひInstagramでチェックしてみてくださいね!!


そして!

5月25日(日)に逗子の結・YUIコミュニティホールで開催されるマルシェ&コンサートにも出店してくださいます!

お楽しみに!!

「ママはいつも怒るよね看板持ち


4歳の娘に最近よく言われるフレーズガーン

昨年12月に耳の手術をして聴力をGETした娘。

これまでのあまり聞こえていなかった数年分を取り戻すかのように猛烈にいろいろな言葉や言い回しを吸収し、アウトプットするようになってきました。



いつも怒っているらしい私ですが、私の夢であった「さっぽろ雪まつりを見たい!」を叶えてきました雪の結晶

2年前に夫婦で頑張ってお金をかけてポルトガルまで行ったマイルがたくさん貯まっていて、そのマイルだけで、飛行機代も宿代も、家族全員分賄えた今回の旅チョキ

(そうじゃなきゃ、雪まつり価格になっているホテル代すら払えなかったかも昇天)


大通り会場にはたくさんの雪像雪






すすきの会場には、たくさんの氷像雪の結晶



つどーむ会場では雪遊びクローバー






これまで、自宅から保育園までの徒歩5分強の距離でさえ歩かずにベビーカーだった娘が、なんとこの雪まつりでは全て歩いた!!!

雪でベビーカーなんか押せないだろうと思って持っていかなかったのもありますが、「抱っこ!」とほとんどせがまず、おてて繋いで雪道を歩けたのは感動の成長!!

しまいには「ベビーカーは誰かにあげよう」と言うようになり、ベビーカー卒業です目


そして息子は、2日前まで新潟の津南へ雪遊びキャンプに行っていたばかりなのに、またもや雪でテンションMAXアップ

本当に雪が好きなのね〜ドキドキ

埴輪が好きだったり岡本太郎が好きだったりの息子、雪像や氷像にもどハマりで、全ての作品をくまなく見て周り、お気に入りの作品とたくさん写真を撮っていました!


記憶の中では大きいと思っていた時計台が、想像の半分くらいの小ささで驚いたり。

(小学生だった自分のサイズが大きくなっただけ。笑)


お昼に食べた地下のラーメン屋さんのにぼしラーメンがこれまでの人生で一番美味しくて感動したり。

(もういちど食べたい)


大学の同級生チェリストと、20年ぶりに再会したり!


それはそれは充実した旅でした!

また行きたいな、北海道!

世の中で「子どもは大切に!」「子育て家庭に支援金を!」というように「子ども」がキーワードに上がることはとても多い。

とてもありがたいことです。


けれど、子どもが嫌いな人もいれば、子どもに恵まれず、子どもを見るだけで辛い思いをしている人もいる。

みんながハッピーな気持ちになることは本当に難しいショボーン



実際私も30代に入るくらいまで、子どもは何を考えているのか分からない謎の生物でしかなくて子どもが苦手な人間だったし、結婚したらなかなか子どもに恵まれず、子連れの親子を見るだけでとても悲しい気持ちになる数年間があったえーん


子どもが産まれてからも、まだ生後半年くらいの子どもを抱っこ紐に入れて電車で席に座っていたら「子どもの足があたっている」と隣のおじさんから苦情を言われたり(子どもは寝ていて、実際は触れているだけ)、コンクールを受けるために1歳の息子を連れて飛行機に乗ったら、通路挟んだ反対側の席の女性から離陸前に「私、ベビーアレルギーなんで絶対に声を出させないでください」と言われたりしたこともあるガーン

しかも、無断でバシャバシャ写真を撮られ、「勝手に写真を撮るのはやめてください。その写真をどうなさるんですか?」と聞いたら「SNSに挙げます」と言われたのだびっくり

この時点でまだ息子は寝ていて、一声も発していない……

この飛行機の時は、男性の客室乗務員さんが神対応をしてくださり、また、ことの一部始終を見ていた遠い席の男性のお客様が、このベビーアレルギーの女性と席を交換してくださり、ありがたすぎて涙がポロポロと溢れて来た経験があるえーん

(これを書いている今も涙が溢れるくらいに、この経験は衝撃的だった。)


また、コロナ禍に地方のオーケストラのエキストラに呼ばれて行ったとき、突然、託児所が閉鎖となり、GP前に少しだけ楽屋に子どもを連れて行かなければならない事態になった。

しかしこのオーケストラでは暗黙の了解として「子どもの話はするな」「子どもを連れてくるな」というルールがあったらしく、当然それ以来、オファーは途絶えた。


それくらいに「子ども」というキーワードはとても繊細で、私には「子持ち万歳!」「子持ちが優先!!」などという思考にはなれないのである。



よく、「マンションで子どもの足音の苦情が来た」という話を友人達から聞く。

子持ち目線だったら「足音は仕方ない」だけれど、なかなか子どもを授からなかった時代にマンション暮らしをしていた私には、子どもの足音が上から降ってくるのだけでノイローゼになりそうだった経験が蘇る。


「マタニティマークつけてると、ホームで後ろから押されたり嫌がらせ受けるから気をつけた方が良いよ」と妊娠中に同僚から言われたことがある。

そういう気持ちになってしまう人がいてもおかしくないよな、と妙に納得しながらも、結局マタニティマークはつけたまま妊婦生活を送った。


かと思えば、不妊治療をしても子どもを授かれなかったから、逆に、天職と感じて保育園の経営者になった人もいる。



何を言いたいのかと言うと、いろいろな価値観の人がいる、ということ。

喜ぶ人の裏側には喜べない人もいるんだ、という事を頭の片隅に入れておかねばならない、ということ。

そして、経験してみないと分からない事が人生には溢れている、という事。


人生って難しい!

ひとつひとつの小さな幸せをしっかりと噛み締めて、小さなスマイルを積み重ねていきたいですねウインク

先日、ジェラール・プーレ先生とのレコーディングをご一緒させていただきました音譜


なんと、86歳でいらっしゃるプーレ先生。

曲はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。


この曲、これまであんまり好きでなくて。

ソロが難しいのもあるのだけれど(出だしから音程が目立ちまくって、生きた心地しない)、なんか苦しくて。



でも今回、その価値観が180°覆されまして。

86歳でレコーディングが出来るだけ自在にヴァイオリン演奏を続けていらっしゃる、というのにはやはりそれなりの身体の使い方があるな、とご一緒しての一番の収穫。

(86歳って、生きているだけでもすごいし、普通は歩くの辛くなって来たり、手を思うように動かせなくなってきたりする歳よね。)


美しい音。

でも芯もあって。

でも右手を押し付けて無理やり聴かせる事もなく。

むしろ、芯のある脱力というか。

重心移動の仕方も得るもの多し。

アレクサンダーテクニークの本で見たそのまんまの身体の使い方を実際に初めて目にした感動。

説得力があるのだけれど、それでいて押し付けがましくない演奏。


ご一緒できて、その後の私の演奏もとても楽になりましたおねがい

おかげさまで2024年の本番、納得いく演奏で納める事ができましたお願い


2024年最後の本番は、コンサート×おしばい「ベートーヴェン物語」横須賀公演音譜



思い返せば私、人の演奏を「試演会」「共演」などの近い距離で聴くのが好きで。

上手な人たちの演奏を近くで見て聴いて、そこから自分に取り入れられる物はないかと研究するのが好きで。


それは今も変わらず。

これが私の強みなのかもニコニコ


そして、いろいろな方の演奏から得た奏法を私の中で消化吸収して私自身の奏法として完成させ、今は弟子達に教えていますニコニコ

子育て・演奏活動と並行しての教育。

これ以上お弟子さん増やせないな、と思ってホームページでは止めていても、いろいろなご縁から少しずつお弟子さんは増えてハイハイ歩く立ち上がるうさぎのぬいぐるみ笑

仕事納めも仕事始めも、お弟子さんのレッスンです!



実は、娘が耳と鼻を手術・入院したりいろいろあった12月でしたが、うわまち病院の小児科病棟のみなさんの対応が素晴らしかったようで、退院第一声「楽しかったー!」と満面の笑みで走って出て来た4歳の娘ポーン

あなた、初めて親元離れて過ごしたんですよね??

いろいろ予測して緊張したママの方がヨボヨボですよ絶望笑

娘の将来の夢は、お医者さんとケーキ屋さんとプリンセスだそうですニコニコ


2024年も、たまにしか更新されないブログにお付き合いいただき、ありがとうございましたウインク

良いお年をお迎えください赤ワイン

最近つくづく思うんです。


会いたい人には会えるうちに会いに行こう。


そんな訳で、小学校3年生〜中学3年生までの7年間ヴァイオリンを教えていただいた清水厚師先生に会いに行ってきました!!


一緒に行ったのは、ヴァイオリニストの甲斐麻紗子さんと平野悦子さん。

同時期に清水厚師門下にいて、そこから、お兄様の清水高師先生に弟子入りさせていただいた仲間達。


事前に「お会いしたい」とご都合を伺ったけれどとても謙虚でいらして「そんなそんな」と話が決まらなかったのですが……

弟子3人、突撃訪問を思いつきましてグラサン


横須賀中央で待ち合わせてランチをし、思い出話に花を咲かせてから、いざ堀ノ内へ電車


懐かしの道を「このお店変わってない!」「この道綺麗になったねー!」なんて言いながら歩き、先生のお宅が近づいてくるとみんなドキドキ。

レッスンを受けに行くんじゃないのに、なんか神妙な気持ちになってしまった爆笑



そしてお宅到着。

レッスン室の雨戸が閉まったままだ……

お留守かな……


ピンポンを鳴らしてみたら……


先生の声が!!


先生はてっきり、最近よくある「屋根直しますよ」とかの訪問セールスだと思ったら、まさかの弟子3人!!

って事で「ほんとに来たね笑い泣き」と大ウケしてくださいました笑い泣き

はい、ほんとに来ました!

来なきゃ先生、会えないから!笑



懐かしのレッスン室で、コロナ禍のことや、あれやこれや、本当にいろいろな事をお話しすることができ、共感やら驚きやら満載!


「自分の子どもに、ヴァイオリンでなくとも、必ず音楽はやらせてあげ欲しい。音楽をやるのとやらないのでは世界が違うから」と先生。

私も息子と娘に音楽のプレゼント、ちゃんとしてあげなきゃな、と思った次第ですあせる

厚師先生のお元気なお顔を拝見できて、涙出そうでした。


ほっこりした心で駅まで戻り、昔はなかった(と思う)駅前の喫茶店で思い出を胸にしまう時間を。


そして最後に、駅の看板入れて記念撮影!

セルフィーで全然うまく撮れない私たちを見かねて、交通整理のおじちゃんが撮ってくださいました照れ



いやぁ、初心に帰ってこれからまた、演奏活動や教育を楽しくやっていけそうです!

会いたい人には会えるうちに。


大成功!