9月16日〜18日の3日連続でのオペラ公演、おかげさまで無事、終了いたしました
毎日、チケット完売の満員御礼
演目は2つでした
17日,18日:プッチーニ作曲「トスカ」
どちらも、有名なアリア・合唱曲・間奏曲などは弾いたことがあっても、全曲をきちんとオペラとしてやるのは初めてでした
本来ならオーケストラで演奏するものをヴァイオリン・チェロ・ピアノのトリオで演奏するという形式もこれまたプレッシャーが大きく、どうなる事やらと思いましたが、終わってみれば、すごくやり甲斐があったし、充実していたし、今後の自分にとって、とても大切な経験になりました
オーケストラピットでないのも新鮮。
指揮者とトリオだけでのリハーサルが1日。(2演目を同日に実施)
歌も入ってのリハーサルが2日。(3日間のキャスト、それぞれ一回ずつ)
本番会場でのゲネプロが2日。(3日間のキャスト、それぞれ一回ずつ)
そして、本番。
トリオはメンバーの入れ替え無しなので、1日に8時間以上も弾き続ける日も
それでも、とてもとても楽しく、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
歌い手さんたちは、私たちトリオが加わるよりも一ヶ月半ほど前から、演出家の井田邦明さんの厳しい指導のもと、演劇のお稽古を積まれてきました
リハーサル中に飛び交うアドバイスは容赦ない言葉ばかりでしたが、みなさんそれにめげることなく食らいつき、素晴らしい表現力。
井田さんはイタリア生活40年。
普段はイタリアで演劇の指導をされているのもあり、日本人のような変な遠慮というものがなく、厳しいけれど、どこかスカッと爽快でした
舞台装置は簡素だけれど、それを演劇力で補うという力作でした
歌い手さんやお客様からいただいたプレゼントがいっぱい
久々のイタリア語と英語での生活。
言葉を思い出してきた頃に終わってしまいましたが、
「チャオー!」
「コメスタ?」
「ベーネ!」
というお決まりのご挨拶が、すでに懐かしいです
おまけ
衣装さんがアイロンをかけていたり、普段のコンサートでは見られない光景がたくさんでした!