チューリップが存在しなかったなら性格に人生変わってた? | Yukoのリズム...リズム...音は全てリズムでミュージックを奏でてる!

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十人十色。
我思うままに、徒然なるままに…クラッシックから邦楽まで音が奏でるものは何でも好き。雨音だってリズムを奏でてる…って感じで、様々な曲を中心にブログ投稿しています。


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5月16日 旅の日。

1689年5月16日、松尾芭蕉が弟子の河合曾良と共に、奥の細道への旅に出発した。
当時の平均寿命は50歳。旅に出発したとき、松尾芭蕉は45歳。自分の家を売って旅費を捻出した。


といえば.....


1972年リリース。

The BeatlesYestetdayとコード進行が同じ。
グッとくる曲ができあがるコード進行なのね?!

🌷🌷🌷🌷🌷

小学校6年生だった。
チューリップのライブがあるという情報を得て、どうしても行きたかった。
当然ダメ!と言われると思ったが、母親にお願いしてみたならばあっさりとOKが出た。
「社会勉強してきなさい」

ライブが待ちどおしくて待ちどおしくて、しかし、当時私のまわりにはチューリップファンはいなかった。
うきうきと「チューリップのライブに行く」とは口に出せなかった。  
私には一応協調性があったのね。

ライブ当日、1人、1時間半電車に揺られてライブ会場へ。

初めてのライブ。
初めての1人での遠出。
初めての1人での夜の外出。
初めての大人の世界。

1977年の1月15日。
その日が私の旅の日となった。
電車の中ではずっと頭の中で、心の旅が流れていた。

本物のチューリップがステージで演奏する姿に感動と不思議さ(手が届くはずのない天の上にいるような方々を実際に目にし、その場で汗をかきかき演奏している姿に不思議な気持ちになった)を覚える。
特に、ドラムの上田さんのファンだった。

チューリップお目見えと共に飛び交う歓声。


隣に座っていたお姉さん(見ず知らずの方)が感動で涙を流していた姿。

「小学生よね?! 子供までライブに来てる」と私の姿を見た見ず知らずの大人たちがささやく声。

全てが初めての経験。
自分では何がなんだかわからなかったが、というより意識していなかったが、そのチューリップのライブによって今まで開拓されていなかった面がかなり開拓されたのだと思う。
もしかしたら、もともと私が持っていた私自身の性格や傾向が顔を出したのかもしれない。

エレクトーンのレッスンの帰りに1人夜の街をさまようようになり、1人行動することが苦ではなくなっていた。

ライブに行きたい!ライブに行きたい!病となった。

同級生にそんな話はしなかったし、それ以来、誰にも話していない1人の世界の趣味を楽しんでいた(雑誌への投稿に、気に入っている曲をエレクトーンでアレンジ、洋服を縫い直してアレンジしたりなどなど)。

今もその傾向があり、もちろん友人と一緒も楽しいが、1人で行動、誰にも話していない趣味を1人で楽しんだり、1人でイベントに参加したりしている。アメブロ活動もその一環。
たまに自分の1人時間について話したくなるが、自慢してるととられてもイヤなので滅多に話さない。
集団行動はできるし、人に迷惑はかけたくないが、実は私には協調性がない。

人と同じでなくていいの。
私は私。十人十色。
人と同じでもいいけれど、わざわざ同じにはしたくないの。
個性の尊重が自分のポリシーの1つだから。

その考え方は、あの1977年の1月15日、チューリップのライブがきっかけで培われたものなのだろう。
私にとっての旅の日に。
私が自分自身を持つようになっ゙た日。

私の人格形成のきっかけとなったチューリップ🌷。

チューリップがこの世に存在しなかったならば、母親がライブのOKを出さなかったならば、私の性格や生き方は今と違っていたかもしれない。

そしてもし私が12年くらい早く生まれていたならば、グループ・サウンズに狂っていたにちがいない。

私の心の旅においては、音楽は欠かせない。



そして私が生まれて初めて買い求めたLP〜アルバムは、ライブ・アクト・チューリップだった。



🌷🌷🌷🌷🌷