誰も手にすることができないからこそより憧れ手にしたくなる | Yukoのリズム...リズム...音は全てリズムでミュージックを奏でてる!

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十人十色。
我思うままに、徒然なるままに…クラッシックから邦楽まで音が奏でるものは何でも好き。雨音だってリズムを奏でてる…って感じで、様々な曲を中心にブログ投稿しています。


5月17日 生命・絆の日。



風薫る5月。新緑の時期で生命が萌えたつ季節。
17なのでドナー。臓器移植に関する正しい知識を社会に深く意識してほしいと制定された日。



1927年にホーギー・カーマイケルが作曲。
以降、多くの方々がカバーされているジャズのスタンダードナンバー。


♪たそがれの紫の夕闇が心の草原を覆う
 空の高みには小さな星たち
 僕らは離れ離れなんだと思い出す

 君はあの道をさまよい遠く離れた
 消えることのない歌を僕に残して
 恋は今や昨日の星くず
 過ぎ去りし年月の音楽

 僕はどれだけ孤独な夜を過ごしてきたのか
 歌が幻想をもたらす
 僕はもう一度あなたと共にいる

 恋が始まった頃の高まり
 もう遠い昔のこと
 今僕のなぐさめはあの歌の星くずの中

 庭で星が輝く頃 君は僕の腕の中
 ナイチンゲールがおとぎ話を語る
 バラが咲く楽園の

 けれど虚しい夢
 僕の心に残り続けるのは星くずのメロディ
 繰り返す愛の記憶


過ぎ去った恋をロマンティックに表現している。
さすがはジャズのスタンダードと言われているだけあります。
 

星くずって見えない。地域によっては見えるのかも知れないけれど。
しかし星くずはロマンティックで、人は星に願いをかける。

見えない星くず、手に入れることも不可能な星くずは、まるで過ぎ去った恋のよう。
もう見えないし、この手にすることはできない。
しかし、過ぎ去った恋に想いをはせることはできる。

星に願いをかけて、再会を。


しかし星くずは手にできない。
目に見えないが、キラキラと輝いているにちがいない。

過ぎ去りし恋も手にはできなく、君の姿を目にすることはできなくとも、自分の心の中でキラキラと輝いている。

恋は過ぎ去り、それを受け入れてはいるものの、心の中では恋は現在進行形。


男性は女性よりも、恋愛に関してはロマンティックかもしれません。過ぎ去った恋愛でも、心の中では現在進行形だったりするようです。
お相手とのを信じているのですね。

女性の方が現実的で、過ぎ去った恋愛を過去形にしてしまう傾向が強いように思います。
生命が、したたかに生き抜くことが大切だと。

男性は、女性はまだ自分のことを好きに違いない。
彼女がこんなことをするはずはない、彼女はあんな人ではないと自分都合で女性を決めつけて疑わない。現実を見ようとせずに、夢で、幻想で女性を見ている傾向があるように思います。
だから現実を知ってショックを受けてしまう。
現実を見れずに失敗してしまう。

女性はなかなかしたたかです。
目に見えない星くずよりも、はっきりと目に見えるスターを欲しがる。
つまり、かなり現実的なんだと思います。

見えない星くずを見る。
見えない星くずを見るように、女性を自分都合に当てはめて疑わない男性。

目に見えるスターを欲しがる。
男性をしっかりと自分自身の目でみて判断する女性。



1人1人性格も好みも生き方も違いますので、いちがいには言えませんが。


いのち短し恋せよ乙女
熱き血潮の冷えぬ間に
明日の月日のないものを ゴンドラの唄

きちんとしたのできるお相手を。
生命あるのだから、焦って星を手にしようとすることもない。

星は永遠に夜空に輝いているのだから。
しかし誰も手にすることはできない星。
手にすることができないからこそより憧れ、手に入れたくなるものなのかもしれませんね。