HSS型HSPの日常・対人関係で見せる傾向と心の動き

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  TikTokで紹介した

  人からの些細な言葉にひっかかり

  10人中9人が賛成しても

  1人の反対や

  尊敬するたった一人

  から人からの辛口感想が後を引く

  ことなどについて

  お話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・10人中9人が賛成しても1人の反対で落ち込む

  

   

 

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  対人関係で見せる傾向について

  お話しします。

 

 

  HSS型HSPは、
  ・人当たりが良いが
   踏み込まれるのが嫌なので

   実は友達は少ない
  ・新しい環境では
   社交家モードになるが

   疲れて長くは続かない
  ・注目を浴びる気配を感じると
   目立ちすぎないよう

   一気にトーンダウンする
  ・なれないし

   本当はなりたくもないが
   「明るく活発でソツなくこなす人」

   に憧れる

  

 

  

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

  

  HSS型HSPは、

  純粋HSPに比べ、

  刺激追及因子のHSS型がある分、

  快活で積極的で

  人当たりが良く社交的です。

 

  その一方で、

  繊細さから無理解な人に

  自分の繊細さや感性を

  踏み躙られたくない、  

  要は傷つけられたくないという

  思いが強いので、

  実は強い警戒心を持っています。

 

  このため

  友達になる人は超厳選します。

  友達は少なくはありますが、

  厳選されただけあって、

  上部だけではない付き合いを

  長く続けることができます。

 

  私も友達は少ないですが、

  25年超の

  大切な友達がいます。

 

  そして、 

  相手に警戒心の強さを

  悟らせないため、

  そして

  踏み込まれ防止のために

  「人付きの良い社交家」の

  仮面を身につける

  傾向があります。

 

  要は、

  相手に見せる用の

  「よそ行き顔」を

  身につけているのです。

 

  新しい環境では、

  好奇心が湧くこと、

  そして踏みこまれ防止の

  意味もあり、

  最初は社交的な面が強くなります。

  

  もっとも、

  疲れてくるので、

  長く続けることが難しいですが。。。

  

  日本社会では

  ややもすると、

  「出る杭は打たれる」

  の傾向があるため、

  HSS型HSPは幼少期から

  苦労することが多いのです。

 

  学校では先生からも

  独特の感性と

  子供らしからぬ感性との

  両方から疎まれたり、

  否定されることが多いのです。

 

  この幼少期での「人との違い」による

  周囲から浮くことで

  心に傷を負うことが

  HSS型HSPは多いように

  思います。

 

  私自身もそうです。

  要は自分を出すことを

  躊躇するようになるのです。

 

  誰だって辛い経験は嫌なので。

 

  いじめられたり  

  仲間外れにされたり、

  陰口を言われた経験があるため、

  無意識に目立つのを避ける

  傾向があります。

 

  この傾向は

  無意識に大人になっても

  引き継がれます。

 

  もっとも、

  大人になったらなったで、

  職場で優秀であったりすると

  浮いてしまいますし、

  妬まれていじめや

  嫌がらせを受けることもあります。

 

  おかげで、

  刺激追及因子のおかげで

  目立つこと自体が

  まんざら嫌いなわけでは

  ないと思うのですが、

  (ワクワクするので)

  注目を浴びる気配を感じると、

  目立ちすぎないように

  一気にトーンダウンします。

 

  また、HSS型HSPは、

  本当にはなれないし、

  本当にはなりたくもないのですが、

  「明るく活発でソツなくこなす人」

  に憧れるようです。

 

  これは無い物ねだり的なもので、

  無意識に欲しいけれど

  持つことができないと

  知っているものなのです。

 

  表面的にはなりたいと思っても

  でも全面的になりたいかと

  いうとそうでもないのです。

 

  というのも、

  自分自身の感性を否定することに

  なるからです。

 

  HSS型HSPha,

  自分を好きになれず認めることが

  できないのですが、

  その一方で自分の感性を

  実はこよなく愛しているので

  手放したくはないと

  思っているからです。

 

  Twitterで投稿した時にも

  やはり、

  目立つようになるのが

  分かるとトーンダウンする

  という方からの共感コメントを

  いくつかいただきました。

  

  同種のテーマで

  別の方も投稿されていたのを

  見たことがありますが、

  その際にも

  多くの方が共感されていました。

 

  私も目立つことが嫌い、

  というよりも「怖い」と

  感じるから「苦手で嫌」です。

 

  目立つこと自体は

  それにより

  人に覚えてもらうことができ、

  スキルアップや

  人との繋がりが

  増える良さがあるので、

  嫌いなわけではないのです。

 

  私が目立つことを

  是とするのは、

  安心な状況の時

  (いじめられない環境あることが

   確実である時)

  好奇心が恐れよりも勝る時

  使命感に駆られている時

  この3つのうちのいずれかです。

  

  ほかのHSS型HSPの方も

  同じではないかと

  思われます。

 

  というのも、

  HSS型HSPは

  心配性で不安感が強い繊細気質が

  ベースになっているからです。

 

  HSS型HSPの適職の中に、

  起業家があります。

  

  好奇心が強く、

  度胸があり、

  自分で自分の人生を切り拓きたい

  束縛されたくないという

  思いが強いHSS型HSPらしい話です。

  

  起業家ともなると、

  人前で話したりすることが

  色々多くなります。

 

  突き抜けて

  自分らしさを出せている

  HSS型HSPは

  おそらく注目されること、

  目立つことさえも

  大好きなワクワクの一環として

  楽しめるのだと感じています。

 

  そこに至るまでの

  心の成長過程が面白いなと

  思います。

 

  そして人の成長と変化を感じるので

  HSS型HSPという気質の持つ

  「遅咲き」傾向を

  興味深く、愛しいものと

  感じます。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。