HSS型HSPの日常・HSS型HSPが本音を話すと涙が溢れる3つの理由

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  Twitterで紹介した

  目立ちたがりではないが

        自分にしかできないことを

        するのが好き、

         困っている人は

         助けずにはいられない、

         意に沿わぬ仕事でも

         担当なら勉強して

         エキスパートになることなど

   お話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPは使命感が行動原理

  

   

 

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  「本音を話すとHSS型HSPは

  涙が溢れる」ことをお話しします。

 

 

  HSS型HSPが本音を話すと

  涙が溢れる3つの理由
  

  まずそうなる背景から説明する。
  HSS型HSPは、

  繊細で傷つきやすい自分を

  守るために、

  踏み込まれぬよう、

  人前では

  「明るく気さくで大らかで

  ひょうきんな人」を演じ、

  本音は人に話さない。

  思いやりから

  人を優先し過ぎたり、

  摩擦を避け不条理な状況に
  我慢することも多い。
 

  そんな我慢を重ねた結果、

  心の中には

  静かに「ツラさ」が蓄積されていく。
 

  だから、

  そんなHSS型HSPが

  人に本音を話すことは超レア。
 

  ここからが本題。
 

  涙が溢れる理由その1、

  自分の本音を

  人に知られることへの恐れ
 

  「本当はこんなことを

   思っているってを知られたら、

   きっと嫌われる…。

   絶対ドン引きされる…」
  常にそう思い

  隠している本音を晒すのは、

  かなりな恐怖。
 

  日頃し慣れないことを

  やろうとするので、

  そのストレスは

  想像を絶する凄まじさ。

  いろいろな感情が混ざり

  脳がオーバーヒートした結果、

  涙が溢れ出す。
 

  理由その2、

  「言った先に

   待つツラい未来」の想像による

   脳のオーバーヒート
 

  本音を言うと相手を傷つけ、

  今まで築いた関係が

  壊れる場合がある。
 

  それがわかるので、

  「言った先に待つツラい未来」を思い

  どう伝えるか悩み、
  言わなければいけない

  ストレスとで

  脳がオーバーヒートし、

  涙が溢れ出す。

  最後が大本命で、

  理由その3、

  「話してもいいんだ…」

  感極まるほどの

  強烈な安堵と喜び
 

  警戒心が強い

  HSS型HSPにとり、

  安心して本音を話せる機会は

  超レア。
 

  だから、

  そんな機会が訪れて

  本音を話すとなると、

  「今までずっと我慢して

  閉じ込めてきたものを

  やっと話せた…」

  凄まじい安堵と喜びに襲われ、

  涙が溢れ出す。

  

 

  

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  なぜこの投稿をしようと

  思ったかですが、

  よくTwitterで

  「HSS型HSPは本音を話すと

  涙が溢れる」というテーマの投稿を

  見ることがあったからです。

 

  マネというより、

  その理由が書かれていなかったので、

  なぜなのか私にはわからず

  ずっと気になっていたからです。

 

  というのも、

  私自身が人前では

  基本泣かないからです。

  

  手に爪を立ててでも

  涙が出るのを死守し、

  絶対に人には見せない。

 

  ずっとそうしてきたからです。

  

  特に仕事をしていると

  私が女性の涙というのは 

  感情制御ができていないという

  ことで、

  マイナスでしかなかった

  からです。

  

  男性の場合は多分

  キレて涙が出ても

  許されていたような気がします。

 

  そこは保守的な、

  ややもすると昭和の時代が

  色濃く残る地方都市なので。

 

  感情の起伏は

  亡くなった父型の祖母に似て

  本当は激しい方だとは

  思うのですが、

  特に怒りの関係で…。

 

  プライドが高いもので。。。。

 

  そこで色々人が泣く場合を調べ、

  諸々調べていくと

  HSS型HSPの場合に

  涙が溢れる理由が

  わかりました。

 

  確かに、

  私も何度か職場の人間関係が

  辛すぎたり、

  不条理に怒りやら何やらで

  感情の収集がつかなくなった時、

  気にしてこっそり

  声をかけてくれた人に

  涙ながらに訴えたことが

  あります。

 

  ・・・あれか。。。

  そう思いました。

  それならば納得です。

 

  私の場合は主としてラストの

  3つ目の理由で泣くことが

  基本です。

 

  私が泣かなくなった理由を

  考えたのですが、

  どうも小さい頃に  

  「ビービービービー泣くな!!」

  と言われたからだと

  思います。

 

  泣く=うるさい=嫌われる、

  の図式が頭に刷り込まれた

  ようなのです。

 

  小さい子供にとって

  嫌われることは

  とても辛いことなので。

 

  よくトイレに立て籠ったり

  台所のテーブルの下に潜って

  声を殺すようにして

  泣いていました。

  

  もっとも、

  声を殺して泣いていたといっても

  そこそこ声は漏れていたとは

  思いますが。。。

 

  そしてなぜトイレに立て籠って

  泣いていたかというと、

  そこだと落ち着いて

  泣けるからです。

  

  そして、

  私が立て籠っている間は

  家の人間は誰もトイレに

  行けなくなるので、

  私の中のちょっとした嫌がらせと

  意趣返し意味もありました。

 

  ですが、

  立て籠ってから今度は出る時が

  叱られそうで怖くて

  引っ込みがつかなくなって

  余計泣いていたような

  ことも覚えています。

 

  今から考えると

  かなりアホの子です。

 

  投稿した際にも

  予想外に話しかけられて

  涙が出そうになる、

  怒りがMAXになった時

  怒り狂って文句を言いながら

  泣いている、

  知人には話せないので

  赤の他人に話して泣きたい 

  そんなコメントをいただきました。

 

  HSS型HSPは

  感受性が豊かです。

  

  繊細なだけではなく

  刺激を愛す分、

  気も強く、

  正義感も強く怒りも覚えます。

  そして、

  自分に対しても厳しいところが

  あります。

  

  その分純粋HSPより

  感情の振れ幅が大きいように

  思えるのです。

  

  HSS型HSPは、

  その大きな感情の振れと 

  そもそもの豊かな感情を

  社会から浮かないように

  (感情ダダ漏れは

  時と場合によっては

  ふさわしくないことが

  ありますので)

  抑えて生きてきているのです。

 

  ですので、

  その抑圧が取れると

  ほっとして涙が出るのは

  無理からぬことだと思います。

 

  むしろ泣けることの方が

  感情がちゃんと表せていて

  良いことだと思えます。

 

  私はその辺りの感情が

  実はずっと麻痺していたのだと

  最近気づきました。

  

  母からも

  子供の頃はよく泣いてたのにね…と

  言われたものでした。

   

  どうやら母は私が

  本当は泣きたいかもしれないのに

  「泣けなくなっている」ことを

  憂慮していたようです。

 

  悲しすぎると人間泣けなくなるし

  生きていくために

  感情を麻痺させるので。

 

  自分がHSS型HSPであると知り、

  クーパー博士の書籍に出会い、

  自分と向き合い、

  そして迷走し、

  コーチングを学び

  ようやく本当に「ありのままの私」を

  心底認められるように

  なってきたおかげで

  心の鎧を纏って自分を守る

  必要がなくなったのでしょう。

  

  最近ようやく

  よく泣くことができるように

  なりました。

 

  感情を抑えすぎると

  不健康になるので、

  弱い自分も含め、

  ありのままの自分を認めることが

  大切なのだと思います。  

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。