HSS型HSPの日常・HSS型HSPの繊細さゆえのよくある苦労

 

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  Twitterで紹介した

  HSS型HSPと純粋HSPとの

  違いについて、

  刺激を愛するか否かや

  社交性と社会性に見る違いを

   中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPと純粋HSPとの違い

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  繊細さにより引き起こされる

  苦労についてお話しします。

 

 

  HSS型HSPは、
  ○出かけるのは好きだが
  人混みが苦手ですぐ帰りたくなる
  ○電車に乗ると
  音と距離感が気になって落ち着かない
  ○人の目を気にしすぎて
  自分の意見を言えず溜め込んでしまう
  ○人の気持ちを察しすぎて
  忖度しすぎて疲れ切る
  ○気分が落ちると
  繊細さが暴走しネガ化が加速する

  

   

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは、

  繊細でありながらも

  刺激追及因子HSS型を持つため

  出かけるのは好きですが、

  繊細なHSPであるため

  人混みが音や人の気配等で

  疲れてくるため

  早く帰りたくなる傾向があります。

 

  特に電車に乗ると、

  周囲の音や人との距離感が気になり、

  落ち着かなくなることがあります。

 

  HSPの繊細さのため、

  外部からの刺激に対して

  敏感だからです。

 

  人から非難されることも

  繊細さから苦手です。

  特に幼少期から

  周囲との違いによる

  「あの子変わってる」から始まる

  悪口やいじめや

  仲間はずれ等の辛い経験から

  非難されないよう、

  周囲から浮かないよう

  人の目を気にする傾向があります。

 

  このため、

  人の目を気にしすぎて

  自分の意見を言えずに

  溜め込みがちです。

 

  このことは多くのHSS型HSPが

  抱える生きづらさと

  関係しています。

 

  人の目を気にしてしまう癖が

  ついてしまったことにより

  自分軸ではなく他人軸に

  なってしまっているからです。

 

  もちろん、この点を突き抜けた

  HSS型HSPの方も

  多くいらしゃいます。

 

  クーパー博士も著書の中で

  人との違いを受け入れ、

  自分がアウトサイダーであると

  認定すれば楽になると

  言われています。

 

  現にTwitterでも

  人目を気にしなくなって

  変人であることを受け入れたら

  楽になり、人生が楽しくなった

  というコメントや投稿を

  見かけます。

 

  若い時には他人軸の呪縛に

  苦しんだけれども

  年齢を重ね、

  35歳〜40代半ばくらいから

  自分軸にシフトして

  「自分の人生」を生きるように

  していったら楽になった

  との投稿を見た記憶もあります。

  

  私自身道半ばですが、

  このことは本当に感じます。

 

  クーパー博士が著書の中で

  HSS型HSPは遅咲きであると

  書かれているのも

  このことが関係しているように

  思います。

 

  ある程度年齢を重ねることで

  経験を積み

  我慢することの弊害を知り、

  周囲との距離感を覚え

  違いを諦め受け入れられるように

  なるのだと思います。

 

  この点については

  先日行った

  「月と太陽の星読みによる自分発見」

  の際にもそうおっしゃる方に

  出会いました。

 

  また、自分の意見を言えない理由に

  他の人への配慮や思いやりが

  関係していることもあります。

 

  要は自分が我慢して丸く収まるなら

  我慢しようという

  自己犠牲が発動してしまうのです。

 

  そして、

  我慢しすぎもやがて限界が来ます。

  疲弊すると

  白黒思考が発動し、

  人間関係リセットをしてしまうことが

  HSS型HSPはよくあります。

 

  話し合いをして改善するより

  リセット、破壊して

  関係を全断ちすることを

  選んでしまうのです。

 

  歩み寄るためには

  相手と言い争うこともありますし

  自分の気持ちを相手に

  話すことは、

  相手に聞く耳がない場合は

  面倒極まりないし、

  傷つくことも傷つけることも

  多分にあります。

 

  この点をHSS型HSPの中の

  繊細さが嫌うのだと思います。

 

  HSS型HSPは、

  気分が落ちると繊細さが暴走し、

  不安感が倍増し、

  深読みしすぎることが

  よくあります。

 

  不安ならばそこまで

  気にしないであろうことも

  気分が落ちているときは

  悪い方に悪い方に考えて、

  猜疑心も強くなりがちです。

  

  そして、そんな時には

  どんどん自分責めをしたり

  過剰な自罰感情により

  自己否定や自己嫌悪に陥り

  ネガティブな気持ちに

  囚われてしまいます。

 

  そうならないためにも

  我慢しすぎず、

  ストレスを溜めすぎないことが

  大切になります。

 

  要は、

  1人時間により

  頑張りすぎた自分を労り

  甘やかして回復することが

  必要だということです。

 

  私も過度なネガティブ症状は

  自分でもおかしいと気づきます。

  そんな時は

  「これはマズイ。 

   疲れが溜まっている、

   思考を止めよう、   

   ロクでもないことを考え始めた…」

  とストップをかけるように

  しています。

  

  好きなことに没頭して

  心に溜まりに溜まった

  ネガティブ要素を浄化します。

 

  そして早めに寝るように

  心がけています。

 

  Twitterで投稿した時にも

  同じようにそんな時は

  早寝を心がけるという

  コメントwいただきました。

 

  瞑想よりは

  気分を切り替える行動を

  する方が手っ取り早い気がします。

 

  瞑想するときに 

  ついネガティブな思考が

  浮かびそうになるからです。

 

  もちろん、

  瞑想で解消できる方も

  いらっしゃるとは思いますが。

 

  そして1人時間の満喫や

  早寝により

  気分がリセットされた後は

  「あのネガ度は一体。。。」と

  思うくらい綺麗に

  ネガティブさが消えます。

 

  ただし、

  疲労やストレスが溜まりすぎると

  休息を取ることができなくなるので

  要注意です。

 

  HSS型HSPは

  眠ることが脳疲労の回復からも

  不可欠であるにもかかわらず

  眠ることを削って好きなことをする

  1人時間を確保しようとする

  傾向があります。

 

  そうすると

  疲労が取れずどんどん蓄積し

  ネガティブさが加速し

  過度にお節介を焼いてみたり

  自己犠牲に走ったり

  優先順位をつけ間違うなど

  行動がドンドン自滅する方向に

  向かっていきます。

 

  ですので、

  HSS型HSPは自己過信せず、

  早めにストレスや疲労への

  対応を取ることが

  とても大切なのです。

  自戒を込めて。。。

 

  

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

 

     HSS型HSPの日常・慎重で人の気持ちを読むがついうっかりをやらかしてしまう