HSS型HSPの日常・慎重で人の気持ちを読むがついうっかりをやらかしてしまう

 

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  Twitterで紹介した

  繊細さ故に

  人混みや電車の苦手で

  人目を気にして

  自分を押さえてしまうことを

     中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・HSS型HSPの繊細さゆえのよくある苦労

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  空気や人の気持ちを読むことに

  長けているのについうっかりする

  ことについてお話しします。

 

 

 

    HSS型HSPは、

  人の気持ちが読めて慎重なのに

  「ついうっかり」を

  やらかすことがある。

  普段は

  人の気持ちや

  場の空気を読むことに長け、

  人当たりも良いため、

  周りとはうまくやっている。

  気配りもでき、

  相手とは適度に距離を取り、

  うまく本音を隠しつつ

  相手に応じて話し方を変える

  余裕と慎重さを持つ。
  このため不用意な失敗は

  あまりせず、

  基本人からは好かれる。

  そんなHSS型HSPだが、

  「ついうっかり」

  相手の図星を

  突いてしまうことがある。
 

  理由は公平性を愛し、

  本質を見抜く目を

  持っているからだ。
  HSS型HSPは、

  人の嘘や欺瞞には敏感だ。
 

  このため、

  誤魔化しを許容できず、

  つい空気を読まず

  反撃してしまうのだ。
 

  善意の人がバカをみる仕組みや、

  旧態依然とした無意味なことや

  同調圧力を嫌うことも

  このことに関係がある。
 

  持ち前の分析力の鋭さから

  相手の一番痛いところを

  「ついうっかり」

  的確に突いてしまうのだ。
  その結果、

  相手から嫌われたり、

  根に持たれたりすることがある。

  また、

  気持ちが入りすぎて

  「ついうっかり」感情と

  言葉洪水のように

  溢れ出ることもある。

  

  「これは!」

  と思う相手に出会うと、

  つい「この人にわかってもらいたい」とか、

  話が合うのが嬉しくて

  「もっと話したい」とか思うと、

  「ついうっかり」衝動が

  暴走してしまうのだ。
  相手はその勢いに気押され、

  戸惑うこともある。

  いずれの場合も、

  1人反省会がもれなく開かれる。
  冷静になり

  我に帰った後HSS型HSPは

  「しまった…」と

  激しく後悔し、

  自分を責め抜き

  ひとしきり悶絶する。

  

  

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したお話です。

 

  いただいたコメントを見ても

  やはり一番痛いところを

  ぐさっと刺すのが得意なようです。

 

  中には無意識だけではなく

  確信犯としても

  やっているというお話も

  いただきました。

 

  これは私も心あたりがあります。

  

  HSS型HSPは、

  本質を突くため

  相手の痛いところを、

  特に誤魔化すところを

  暴いてしまいます。

 

  相手にとっては

  不都合なことが多く

  相手からも恨まれることがあります。

 

  しまった。。。と

  思うことがよくあります。

  

  感受性が鋭いので

  相手の些細な表情の変化で

  わかるのです。

 

  一瞬表情が消えたとか、

  眉を顰めたとか、

  目が見開かれたとか…。

 

  相手の痛いところを突いた瞬間

  気まずい雰囲気が流れるので

  その瞬間本当に

  「しまったーーー。。。」と

  なってしまいます。

 

  そして反省を

  ひとしきり深くします。

 

  大体この一番痛いところをつくと

  人間関係にヒビが入り

  禍根を残すので

  気をつけたいところです。

 

  普段の慎重さと

  一瞬の不用意さというか

  気が抜けた瞬間や

  相手の話に矛盾を感じた時に

  素朴な疑問が浮かんだときや

  正義感的に見逃せない欺瞞や

  誤魔化しを感じた時に

  ついこのクセが発動するように

  思います。

   

  空気を読むのが上手いのに

  完璧にできないことがあるのは

  不思議ではあるのですが

  「人間だから完璧ではない」という

  ことなのだろうなと、

  自罰感情が湧き、

  延々自分責めをしたくなった際には

  そう自分に言い聞かせて

  収めるようにしています。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

 

  HSS型HSPの日常・能力を発揮のために意識しておきたい自分の取説