HSS型HSPの日常・近くて遠い内向型HSS型HSPと外交型HSS型HSE

 

 

  

  

  前回は、

  繊細さのためストレスを

  感じやすいHSS型HSPにとり、

  「心の栄養」がとても大切であること

  消費が早いこと、

  メンタルの安定のために

  不足しないよう

  定期的に取ることが大切といった

  コーチンで学んだ「心の栄養」について

      お話ししました。

    

 

   HSS型HSPのコーチングでの学び5~HSS型HSPと「心の栄養」

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  同じ刺激追及因子のHSS型を持つ

  似た気質のHSS型HSEとの

  類似点と相違点にお話しします。

 

 

  HSS型HSPは、

  人と話すことや

  人の役に立つことが好きな

  「人好きの人嫌い」


  人との交流を楽しむのは、

  自分の知らないことに触れて

  刺激が得られるから。
 

  「人といるのが好きだから」とか

  「人が好きだから話したい」

  というわけではない。
 

  だから集団行動は嫌いだし、

  「仲間ウェーイ」や

  「わちゃわちゃ」は

  基本疲れるので好きではない。
 

  この辺りが同じ刺激追及型でも

  外交型HSS型HSEとは

  大きく異なる。
 

  HSS型HSEも

  人と関わると疲れるので

  1人時間による回復を必要とするが、
  基本は

  「人との交流で

   エネルギーをもらって元気になるタイプ」。
 

  他方、内向型のHSS型HSPは、

  人との交流から得る

  「刺激による興奮で

   ハイテンションになるタイプ」。
 

  HSS型HSPが元気になるのは

  刺激によるアドレナリンの

  大放出のおかげであって、

  HSS型HSEのように

  人と関わることが

  エネルギーになるわけではない。

  そんなHSS型HSPが

  時々集団に加わるのは、

  「群れに未練のある一匹狼」だから。
 

  楽しそうな集団を見ると

  つい加わりたくなってしまうのだ。
 

  そして

  いつもじきに疲れて

  「やっぱりムリ…」と

  加わったことを後悔する。
 

  でもしばらくしたら

  また同じことを懲りずに繰り返す。

  HSS型HSPは

  「仲間大好き、仲間サイコー」

  な関係は苦手だが、

  「人」自体が嫌いなわけではない。
 

  人当たりの良さから

  どの集団でも

  無難に良い関係を築くことができる。
 

  人を喜ばせるのは好きだし、

  人の喜ぶ顔は原動力。

  喜ぶ顔を思うと

  キツくても頑張れる。
 

  ちなみに、

  HSS型HSPが

  「人好きの人嫌い」なのは、

  繊細なので普通の人より

  「大丈夫な人」の許容範囲が

  ちょっぴり狭いことによる。

  

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPとHSS型HSEは

  同じ刺激追及因子HSS型を持つため

  似たところがあります。

  

  HSS型HSPに社交性があるため、

  同じ内向型の純粋HSPより

  外交的なHSS型HSEの方が

  HSS型HSPは類似点も多く、

  話も合う気がします。

 

  この点は他の投稿者の方も

  言われていたのですが、

  HSS型がある分  

  性格も強気な面があるため

  心配性が強い純粋HSPには

  HSS型HSPは発想的に

  相容れなさを感じるようです。

 

  純粋HSP同様、

  家に静かで1人

  過ごすことが好き

  ということがあっても

  ずっと家にこもっているというのは

  刺激を愛するHSS型HSPにとっては

  苦痛なのです。

 

  (もちろん最近はアマプラや

   Netflixで視聴できる映画や番組が

   増えたためこもることも

   苦痛ではありませんが。。。)

 

  HSS型HSPと純粋HSPは

  ワクワクドキドキ、

  スリルが好きか嫌いか、

  という点が根本的に違います。

 

  ただ内向型が共通だから

  似ている、とはならないのです。

  安全・安定を好み

  変化やドキドキハラハラ・ヒリヒリ感

  含む刺激を好まない純粋HSPは

  刺激を愛するHSS型HSPにとっては

  傷つきやすく

  繊細すぎて退屈な相手と

  なりがちです。

 

  恐らく外交型HSS型HSEの方が

  お互い理解し合えるのだと

  思います。

 

  そんなHSS型HSEと  

  HSS型HSPの根本的な違いは

  人との関わり方です。

 

  仲間が好きか嫌いか、

  この点で大きく分かれます。

  HSS型HSPは基本ベースは

  一匹狼タイプ。

  1人でいる・動くことを好みます。

 

  「仲間と一緒にいる」ことは

  たまになら良いが

  四六時中とか頻繁は

  正直ごめん被りたいところなのです。

 

  この点だけは

  大きくHSS型HSEの方とは

  異なります。

 

  私も知り合いにHSS型HSEの方が

  いますが、

  飲み会やその手の行事への

  関わり方が根本的に違うな、

  これが

  「HSS型HSPとHSS型HSEとの

   違いか。。。。」と

  感じたことがあります。

 

  仲間とのワイワイは

  楽しくもありますが、

  それでもやはり団体行動的要素や

  無駄な時間と感じる

  ダラダラ時間や

  世間話的要素も増えます。

 

  そこをHSS型HSPは楽しむのが苦手。

  

  どちらの気質が良い・悪い

  というのではなく、

  それぞれ違う、ということです。

 

  HSS型HSEの方の方が

  仲間との付き合いをより好む

  という点で、

  より社会に適応しやすいような

  気はします。

 

  ですが、HSS型HSEも

  やはりHSP、「繊細さん」です。

 

  HSS型HSEは

  社交性があり、

  人との関わりを楽しみ

  刺激を愛するけれど、

  疲れやすく

  1人反省会を開き落ち込みます。

 

  より多数派である「普通」に近い分、

  その違いに気づいてもらえない

  苦しさはあると思います。

 

  特にHSS型HSEの気質について

  知られ始めたのもここ数年。

 

  普通の人により近いのに

  どこか違う自分に

  戸惑い悩んでこられたではないかと

  考えます。

 

  実際にHSS型HSEの方の

  お悩みサイトはあまり見かけません。

  

  まだ自分の気質を知らない方が

  多いのではないかと思うのです。

  

  知られていないためか、

  TikTokでもこの比較について

  投稿したりした時など

  HSS型HSEの方から

  動画のリクエストを受けたことが

  何度かあるからです。

 

  いずれにせよ、

  少数派は少数派の辛さを

  感じて生きています。

 

  そして何より

  共通している辛さは

  「フツーの人」と同じだけど

  ちょっと苦手なものが多いだけ、

  でも病気やおかしいと思われ、

  ともすると

  非HSPの世の中多数派からは

  気にしすぎ、

  ウザイ、

  特別配慮を求めてわがまま、

  みんな感じてるよ、

  みんな同じじゃないの?

  そう言われることだと思います。

 

  昆虫にも

  HSP、HSS型HSPはあるそうです。

 

  ツンデレな猫には

  HSS型HSP味を感じ、

  人懐こい犬より

  親近感を覚えるので、

  猫はHSS型HSPが犬より多そう、 

  勝手にそんなイメージを抱いています。

 

  自然界の面白さと

  不思議さを感じます。

 

  本当にこの気質は奥深く、

  興味深いところがあります。

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

 

 

  HSS型HSPの日常・HSS型HSPが内蔵する高性能危機管理システム