HSS型HSPの日常・人との付き合いにおいて自覚しておくと良い3つのこと

 

 

  

  

  前回は、

  HSS型HSPの

  TikTokで紹介した

  単独行動が好きで

  時には人と感動を

  シェアしたいとも思うが、

  基本自由を愛するので

  ボッチを気にせず

  ソロ活を満喫することについてを

    中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常・「ボッチ」を気にせずソロ活動を楽しめる気質

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  仕事の上で優秀だったり

  気遣いができてしまうがゆえに、

  人付き合いで傷つき、

  落ち込み悩むことは多いので

  自覚しておくほうが良い3つのことについて

  お話しします。

 

 

        HSS型HSPが、

  人との付き合いにおいて

  自覚しておくと良い3つのこと
  ①人に無意識に

   自分の基準を当てはめがちなこと
  ②無意識に相手に期待していること
  ③ローモードな時は、

   ネガ神が降臨すること

  HSS型HSPは

  感覚処理感受性が鋭いため、

  相手の感情を汲み取るのが得意だ。
  言われなくても

  人がしてほしいことに

  いち早く気づき、実行する。
  仕事や人間関係でも、

  不用意に失敗しないよう注意を払う。
  HSS型HSPにとっては

  これらはデフォルト仕様、

  「フツー」なのだ。

  

  自分を基準に

  人に期待しないようにしているが

  なぜかがっかりすることがある。
 

  理由は、

  無意識に相手に期待しているからだ。

  「フツーはこれくらいできるだろう」と

  相手に「自分が思うフツー」を

  無意識に求めているのだ。

  「フツー」なので

  「当然できること」として、

  自分が相手に期待していること自体、

  気づいていないことが多い。
 

  HSS型HSPの「フツー」は、

  そもそも世の中一般より

  実はかなり高い。

  だから当然クリアされづらい。

 

  そうすると

  「これくらいのことが

   なんでできないの?」と

  勝手に失望したり

  繊細さから傷ついたりしてしまう。
 

  しかも厄介なことに

  完璧主義や自尊心の高さから

  「自分の見立てが正しくなかった」

  「不覚にも無意識に

   人に期待していた自分の愚かさ」に

  自己嫌悪し、

  自分を責めてしまう。


  気持ちが落ちている時も要注意。

  人の気持ちを深読みし過ぎて

  ネガ神が降臨する。
 

  そうすると、

  自分が悪くない場合でも、

  自分が悪いのではないかと思い、

  勝手に反省し始めてしまう。

  HSS型HSPは

  この3つを自覚しておくと

  無駄に落ち込むことが減り、

  心の平安を保ちやすくなる。  

  

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したことがあるお話です。

 

  これもまた多くの方に

  共感のコメントをいただきました。

 

  Twitterでも

  似たテーマを投稿したことがあり、

  その時にいただいたコメントや

  他の方の投稿や

  その投稿へのコメントでも

  同じことを感じていました。

 

  やはり「フツー」の基準が高いのです、

  HSS型HSPは。

 

  傲慢とかそう言うのではなく、

  これはHSPの感覚処理感受性の特性

  が故に引き起こされる差だと

  言った方が的確だと思います。

 

  HSPの感受性の鋭さ、

  そして慎重さにより

  普通の人より多くの情報をキャッチするし、

  過去の同種の経験からの知見ストックが

  多いのです。

 

  問題は、

  それが当たり前すぎて

  人にとってはそれが

  「当たり前」ではないことだと

  気づかないのです。

 

  そもそもその辺りの

  情報処理の水準は

  可視化されているわけではないので、

  自分では「いかんいかん、

  またハードルが高すぎた…。

  人に期待しちゃいけない」と

  思ってハードルを下げても

  それでもなお、高いのです。

 

  私も前職では、

  何度も尊敬する先輩や上司など、  

  色々な方から

  嗜められてきました。

  

  よほど不満が出ていたのかと、

  イライラを隠していたつもりでも

  こぼれ落ちていたのだと

  今から思うと自分の未熟さと

  ある意味の傲慢さに

  恥ずかしい。。。と思わずには

  いられません。

 

  (傲慢さと言うのは、

   そういう優秀な方になら

   私の気持ちはわかってもらえると、

   甘えて時にイライラの思いを

   訴えてきたからです。

   その方々はそういったことを

   超越して穏やか、

   中には自分の優秀さを自覚して

   達観して慈愛の眼差しさえ

   浮かべられる方もいらっしゃいました。

   その方々のようになりたいと

   思いつつ結局達成できませんでしたが。)

 

 

   特に若い頃と言いたいところですが、

   むしろ一通り経験を積み、

   仕事が中堅としてできるようになってきた

   30代半ばから40代半ばまで

   この傾向が強く苦しかったように

   思います。

 

   孔子が40代は「不惑」と言いましたが

   よく「どこが!!!」と

   どうしたら自分を鎮められるのか、

   自分の基準設定についてと

   人に期待しない方法について

   迷いまくっていました。

   

   そして反省して気分が落ちれば

   本当に悪循環に入るのです。

   人に無意識に期待していた

   自分の詰めの甘さに心底舌打ちしつつ

   自分がもっと注意していれば、

   気がつけたはずなのに、  

   期待してはいけないのに

   まだ期待していた自分は未熟でだめだ、 

   書ききれないほどの自責と反省が

   続きます。

 

   少しずつ

   人への期待は減ってきてはいますが、

   それでもやはりまだ

   完璧になくなるといったことは

   ありません。

 

   尊敬するコーチングの佐藤先生が

   人に期待しない、

   だからフラットにいられると

   言われていました。

 

   占星術のよー先生も

   同じようなことを言われていたように

   思います。

 

   だからこそ、

   コーチングを佐藤先生のスクールで学ぼう、

   よー先生の下で学べてよかったと

   思うのです。

 

   この投稿をした際に

   同じように悩んでいたり

   感じているHSS型HSPの同胞が  

   思った以上に多いことに

   どこかホッとしたような、

   親近感を覚えました。

     

   もちろん、

   同じように悩んでいる方が

   多いことを知っているからこそ

   「あるあるですよ!

    自分の基準のズレ、

    気づいたほうがいいですよ!

    自責と反省はほどほどに…」と

   伝えたくて投稿しました。

 

   誰にでもはこの悩みを相談することは

   傲慢すぎると受け取られて

   職場の人間関係も悪くなるので  

   相談することもできずといった

   苦しさを抱えながら

   HSS型HSPは仕事をしていることが

   多いと思うのです。

 

   本人は傲慢というより

   なんで!!と当たり前が当たり前で

   ないことへのイライラと

   周りとの温度差に苦しさいっぱい

   苦悩モリモリなのですが…。

 

   特に歳を重ねるほど

   仕事での気遣いの差は顕著に

   なってきます。

 

   上司との差に悩むことも若い時より

   増えてきますし、

   自分が上司と歳が近くなる分

   苦悩も深くなってきます。

 

   歳を重ねれば悟るかと思いきや

   意外とそうでもなかったりします。

 

   この問題を越えたいと思うのも

   私がコーチングを学ぶ理由なのです。

   

   自分との折り合いが

   自責が強い気質な分、

   HSS型HSPは難しいのです。

 

   そして、

   より良くなりたいという

   思いもあるから、

   余計自分へのイライラが

   募るのだと思います。

 

   我ながら厄介な…と

   思ってしまいます。

  

   ですが、この気持ちがあるので

   成長していけるのだと

   思っています。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

 

 

    HSS型HSPのコーチングでの学び2~自分の気持ち迷子と劣等感のガソリン化について