HSS型HSPの日常・「ボッチ」を気にせずソロ活動を楽しめる気質

 

 

  

  前回は、

  TikTokで紹介した

  HSS型HSPの

  より相手のことを知ろうと

  つい近づきすぎて幻滅し

  一気に嫌いになり、

  相手を許容できなくなってしまう

  人との距離感についてを

  お話ししました。

 

 

   HSS型HSPの日常・大切な人との距離は「ハリネズミの距離」で…

 

  

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、 

  ソロ活動を愛し、

  「ボッチ」を気にせず

  むしろ満喫することについて

  お話しします。

  

 

        HSS型HSPは、

  友達は少数厳選派で

  ソロ活を満喫する1匹オオカミ。

 
  繊細で感受性が強いので、

  無神経な人、

  噂話が好きな人、

  言葉遣いが雑だったり

  騒々しい人以外にも、

  ネガティブ・ポジティブすぎる人も苦手。
 

  一緒にいると

  苦痛を感じ疲れてくる。
  

  合わない相手とは

  とことん合わないので

  踏み込まれるのを嫌い、

  基本人付き合いでは

  距離感を大切にする。
 

  感受性が鋭いので、

  合う人と合わない人は

  秒でわかり、

  合う人とは、

  初対面でも旧知のように

  打ち解け盛りて上がる。
 

  でも、合わない相手の前では

  基本口を閉ざして静かになる。


  友達が100人いなくても

  気にしない。

  そもそも疲れやすいので

  どんなに好きな相手でも

  ずっと一緒は無理、

  1人時間は必須。
  

  だから、

  「人と一緒でないと行動できない」

  ということはなく、

  常に周りに人がいて

  人に合わせないといけない

  団体行動はむしろ苦痛の極み。
 

  HSS型HSPは、

  得意の「思い立ったが吉日」の

  行動力で、

  1人でふらりと

  行きたいところに行くのが好き。
 

  しがらみなく

  気分の赴くまま自由に動ける

  単体行動が大好きなのだ。
 

  映画や美術展も

  自分の世界に浸るため

  一人で出かけ、

  どっぷり堪能する。
 

  でも家で一人まったりする時間も

  大好きだ。

  ソロ活派だが

  「一人上手なさびしんぼ」

  でもあるので、

  感動を人とシェアしたくなる

  こともある。
 

  刺激好きなので

  楽しそうな集団を見ると、

 「群れが気になる一匹オオカミ」

  になることもある。
 

  でも合流後は

  「繊細気質の塊」で

  「深読みの王様」なので

  じきに疲れて

  「やっぱりムリ…」と

  群れから離脱する。
 

  「待ち合わせで行く」より

  「現地集合」が好き。
 

  HSS型HSPは、

  基本は「ボッチ」を気にせず

  むしろ満喫するソロ活の達人。

  

   

 

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  これは、

  以前TikTokで

  発信したお話です。

 

  HSS型HSPは、

  束縛されることを嫌います。

  このため「他の人の意見」に

  気を遣って従ったり

  嬉しくないことも

  我慢してお付き合いしなければ

  ならない団体行動が苦手です。

 

  団体行動の間の

  解散するのだかしないのだか

  分からない、

  微妙な間のダラダラ

  おしゃべりも苦手です。

  (往々にして内容が薄いので)

  

  1人で行動することに

  抵抗感がほぼないので

  (危険かどうかは別にして)

  思い立った時の衝動を抑えるのも

  難しいので、

  思い立ったが吉日行動が

  自由にできる単独行動が

  大好きなのです。

 

  私自身海外旅行は

  考えてみると団体よりは

  ほぼソロ又は半ソロが

  多い気がします。 

 

  そんなに行っている

  わけでもないのですが、

  留学先の姉のアメリカも

  姉がインターンで仕事をしていた時も

  1人でフラフラしていました。

 

  姉からは手が掛からなくて 

  助かると言われました。

 

 

  友達と一緒に行ったウィーンでさえ

  1日は完全に別行動した日が

  ありました。

 

  フランス語が堪能ではないけれど

  会話の本を片手に

  1人フラフラしていました。

 

  それでも1人で平気、

  その状況を楽しむという辺りが

  HSS型HSPなのだと思います。

 

  TikTokで投稿した時にも

  多くの共感をいただきました。

  いただいたコメントの中には

  1人が寂しいと思うことがあっても

  やはり自由で楽しく行動できる、

  合わない人は秒でわかる、

  合わない人には無口になるかも、

  1人上手だと思う、

  そんなお話がありました。

 

  Twitterでも

  TikTokの動画を投稿したのですが、

  1人は好きだが

  やはり寂しくもある、

  といったコメントを

  いただきました。

 

  このコメントの通りで、

  寂しくもあるのです。

  言ってみれば

  完全1人を楽しむ時もあれば

  少し心に寂しさという  

  痛みを覚えながらも楽しむ自由、

  そんな感じのことが

  HSS型HSPは多いのではないかと

  思いました。

 

  

  コーチングの勉強をしていて

  「良い人生だった」と思える条件に

  ついてのハーバード大学での

  60年近い実験の興味深い話を聞きました。

 

  ハーバード大学では

  「良い人生だったかどうか」の

  追跡調査を行ったそうです。

 

  子供の頃については

  親等からの聞き取りを行い、

  その人が亡くなるまでの

  壮大な調査です。

 

  もちろん、長生きする人、

  事故や病気で早逝する人、

  色々います。

  それを含めての人生の調査です。

 

  回答が偏らないよう被験者には

  色々な条件の方を入れたそうです。

 

  そして、

  年齢や性別の差、

  知能指数の高低の別、

  貧富の差、

  健康・障害の有無を全て

  ひっくるめた被験者から得た

  共通回答はなんと、

  「親友がいたかどうか」

  なのだそうです。

 

  この親友というのは、

  別にずっといないといけない

  わけでもなく、

  また人間に限定されるわけでも

  ありません。

 

  また、親友でなくても

  パートナー、夫婦であっても

  構いません。

  もちろん飼い犬を始めとする  

  動物であっても良いのだそうです。

 

  お互いに大切に思える関係、

  そんな関係を人生の中で

  持てた人は「良い人生」だと

  思えるのだそうです。

 

  ソロ活動を愛する身としては

  耳の痛い話ではあります。

 

  この話の続きとしては、

  若い時は良くても

  老いた時に

  そういう存在がいることが

  大切になるのだそうです。

 

  人生の中にそういう存在がいれば

  思い出として振り返ることが

  できるため、

  「良い人生だった」と

  思えるのだとか…。

 

  この話を聞いた時に、

  思わず金八先生の「人」という字は…、

  というあの話を思い出しました。

 

  HSS型HSPはソロ活動大好きで

  友達は少数ですが、

  (私も知り合い・というカテゴリを

   除くと極小レベルです)

  緩く長く割と細くて太い関係を

  築く傾向があるように

  思います。

 

  この細く太い関係というのは

  干渉し過ぎない、

  しょっちゅう連絡を

  取り合わなくても平気、

  でも心の内は分かりあっていて

  久しぶりに会っても 

  ブランクを感じずに話せる、

  お互いに信頼している関係のように

  感じています。

 

  そもそも警戒心が強いHSS型HSPの

  厳正なお友達審査の

  ふるいを潜り抜けた上で

  残った人達なので、

  そういうゆるっと、でもがっちり?

  的な関係が築けるのだと思います。

 

  自由を尊重してくれる相手でないと

  そもそもHSS型HSPは

  付き合うのが困難、

  どんなに好きな相手でも

  1人の時間は疲労回復のために

  絶対に必要な気質なので。

 

  団体行動に溶け込めず

  後悔しては

  また懲りずに参加するお話は

  別の切り口でTwitterでも

  投稿したことがあります。

 

  その時にも

  この点について多くの

  共感をいただきました。

  

  1人での時間を素敵に

  過ごせること、

  孤独も含めて

  楽しむことができるのは

  HSS型HSPの良さだと思います。

 

  この点のおかげで

  1人だからこそ多くの経験も

  することができ、

  感性を豊かにできるからです。

 

  そして、

  その分精神的にも自立していると

  言えます。

 

  「人といないとダメ」という

  孤独への耐性がない人よりは

  1人でいても

  幸せを見つけることが得意な

  素晴らしさを持っていると

  思います。

 

  ハーバード大学の調査結果のように

  「親友」が人生に必要だとしても

  人生で最後に近づくと

  どうしても親しい人とも

  別れることがあります。

 

  そういう時を経ても

  HSS型HSPは

  幸せを多く見つけ、

  そして感じ味わうことが

  できるのではないかと思っています。

  

 

  

 

  

  

  

 

  

  

 

  

 

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  
 

  HSS型HSPの日常・人との付き合いにおいて自覚しておくと良い3つのこと