HSS型HSPの日常的なあるあ紹介107(特性紹介)

 

  

  

  前回は、

  Twitterで紹介した

  HSS型HSPの

  人と比べて落ち込むクセがあり、

  自分の進化を認めることが

  苦手なことを

  中心にしてお話ししました。

    

 

   HSS型HSPの日常的なあるある紹介106(個性の取説)

  

   

  今回も引き続き、

  HSS型HSPの

  日常の中で

  よくあること・

  よく感じることについてのうち、

  ツンデレな猫気質であることを

  お話しします。

 

 

   HSS型HSPは

   「ツンデレ気質の自由な猫」だ。

   これと認めた人には

   心を開き瞬時になつく。

   基本は警戒心が強い

   「人見知り社交家」で

   笑顔の下の本心には

   けして踏み込ませない。

   踏み込む相手には

   心の中で威嚇モード。

   好きな相手でも

   いつも一緒はイヤで自由を愛すが、

   相手が弱気なときには

   そっと寄り添ってる

   

 

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  これは、

  以前Twitterで

  発信したことがあるお話です。

 

  HSS型HSPは

  相反する気質があります。

  気を許すところと

  許さないところ。

  

  鋭い感覚処理感受性(SPS)のおかげで

  素の自分、ないしは

  警戒心を解く相手、

  甘えても良い相手を見抜きます。

    

  生来の人の本性を見抜く

  感覚処理感受性(SPS)の

  観察・分析力に加え、

  子どもの頃から

  合わない人からいじめられたり  

  陰口をたたかれた経験から

  どういう相手なら信用に足りるのかを

  見抜くのです。

 

 

  このため

  HSS型HSPは

  ちょっとツンデレ気質です。

 

  しかも、

  どんなに好きな相手であっても

  ずっと一緒は疲れるからイヤだとか

  踏み込まれるのは嫌いだとか、

  まるで

  飼い主を翻弄する

  猫のようなところがあります。

 

  踏み込まれるのがイヤなのは、

  自分の中にある

  屈折した想いや

  触れて欲しくない

  知られると引かれそうな想いを

  HSS型HSPは内側に

  隠し持っています。

 

  これは深く自分のことを

  内省する気質によるものだと

  思います。

  

  積極的分離理論を唱えた

  ドンブロスキの言うところの

  HSS型HSPは

  「もっとよくなりたい」という

  「精神的な向上心」や

  「物事の真理を知りたい」

  「既存の倫理観含め

   考え方について考察する」  

  ことを通してより理想的な人間に

  近づこうとする

  少数派(35%)なことにも

  関係があると思います。

 

  そういう意味で

  人に立ち入らせない領域を

  普通の人より

  持っていると言えます。

 

  そして、

  感覚処理感受性(SPS)のおかげで

  人の気持ちを感じ取ることが

  得意なので

  相手が弱っているとき、

  傷ついているときは

  そっと相手の側にいることが

  多いのです。

 

  ヘタに何か言うと

  相手をよけい傷つけることを

  分かっているからです。

  相手のことを思うからこそ

  あえて「何も言わない」ことを

  選ぶことが多いのです。

 

  そして、

  何よりHSS型HSPが

  相手の傷つき具合が

  相当で軽くないときなど

  慰めが役に立たないと

  分かっていて 

  使いたくない場合がそのときと言えます。

  

 

 

  これも猫が落ち込んでいると

  すすすっと寄ってきて

  しばらく側に

  いることと

  似ていると思います。

 

  そもそも

  HSS型HSPは

  自分が上っ面な慰めを

  嫌います。

  相手がそれを言われることが

  嫌な気持ちを推測する能力が

  高いのも

  この感覚処理感受性(SPS)に

  起因します。

 

  もちろん逆に

  こう言った方が

  相手は復活しやすいなとか

  こう言われることを

  望んでいることも

  推測することが得意です。

 

  このため、

  必要に応じて、

  また人に応じて、

  そのあたりは

  使い分けをしています。

 

  そっと側にいるのは

  相手が自分にとって

  本当に大切な場合限定と

  いって良いでしょう。

 

  他の人の場合は

  冷ややかさが発動したり、

  相手の求める言葉を伝えて

  元気づけたりしています。

 

  

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

     

  明日も引き続き、  

  HSS型HSPの日常のあるあるを

  お伝えしたいと思います。

  

  HSS型HSPの日常的なあるある紹介108(特性紹介)

 

  に続きます。