昨日のブログを読んで
頂いたメッセージ
「ACT療法を毎日取り入れていると
書かれていましたが
どんな場面で、どんな風に
使っていらっしゃいますか」
今日は、私がACT療法を知ってから
どんな感じで使っているか書いてみますね^^
24歳で、重度のうつになって
投薬やカウンセリングで
治療をしてきましたが
心理学を学ぶことが
私には一番合っていて
フロイトの精神分析
エリクソンの発達心理学
フランクルのロゴセラピーなど
様々な心理学を通して
心のことを知ることができました。
それでもどこか
スッキリしない
やりずらさがあり
いつもどこか
生きづらさや不安があって
そな時に、心療内科の先生に
教えてもらったのが
「ACT療法」でした。
これが私にはかなりの
気づきと学びがあって
こういう時、
こうすればいいんだ
「今ここ」を生きるとは
こういうことなんだ
自分が歩んでいく方向は
こっちなんだな
と大きな変革があった
心理療法になります◎
ACT療法は、
今まで知らなかったやり方が
たくさんあって
実際に取り入れてみると
心がラクになって
できていく感覚も掴めて
やりがいがありました。
最初から上手にはできなくて
ゆっくり練習していく感じ^^
ただ、うまくできないからといって
諦めてしまっては
それ以上の上達はなくて
ずっと使えないまま
だから
少しだけでも
毎日意識することが
大切だと思います◎
私が取り入れた頃は
もう何年も経つので
当時のことは
薄れてきているのですが
かなり使うタイミングが
多くありました。
いつも不快な思考や
不快な感情になっている人は
取り入れ放題くらい
毎日が練習の場になります。
数年経ちますが
私も今もまだ
日常で取り入れています。
昨日のようなシチュエーション
閉鎖的な船に乗るのに
「しんどくなったらどうしよう...」
そんな不快な思考と
フュージョン(一体)してしまうと
怖くて、不安でいっぱいになり
本当にしんどくなったと思います。
私は、まだまだ
不適応なスキーマや
認知の歪みがあって
日々、とんでもないような
不快な思考が流れています。
不適応的スキーマだと
・見捨てられスキーマ
・不信スキーマ
・無能スキーマ
・自己犠牲スキーマ
・否定スキーマなどなど
たくさんの不適応なものが
まだ根深く残っていますし
認知の歪みだと
・マイナス思考
・心のフィルター
・個人化などなど
歪んだ捉え方を
してしまうことがあります。
なので、いつも
出来事や人を通して
いろんな不快な思考が
流れている状態です。
どうしてそんなに
悪く考えられるのかっていうくらい
最低で最悪のことを
考えることができ
今までは、その思考が
あたかも現実であるように
思考=現実
思考が現実となっていたので
苦しい世界を生きていました。
例えば
不快な思考が流れやすいシーンを
3つ挙げるとすれば
①
LINEでも、既読になっているのに
返信がない時
「嫌われているんじゃないか」
「返信もない、その程度の人間なんだ」
「変なことを送ってしまったのかも」
「嫌な気持ちにさせてしまったかも」
「私が変なのかもしれない...」
②
何か誤解があった時や
失敗しちゃった時
「もう終わった...」
「私は、なんてダメなんだ」
「私なんて何もしないほうがいい」
「調子に乗ってるからそうなる」
「もう死にたい...」
③
旦那さんがしんどそうな時
「私のせいや」
「もう嫌いになったのかもしれない」
「どうせ見捨てられる」
「見捨てられる前に別れた方がいい」
「私と一緒に居てもしんどいんや」
とこんな感じで
今も日常で流れています。
あとは、何もしていないように感じる時
私は今日何もしなかった…
仕事してない私は価値がない…
すぐに疲れるなんてダメすぎる…などなど。
書き出してみて
ひどい思考すぎて
もはや、笑えますね。
これが、まさに
ACT療法で大切なことで
こんな思考が流れているぞ
と観察することができている
「脱フュージョン」と呼ばれる
重要なテクニックになります👍
苦手なことするとき
嫌なことするとき
失敗してしまった時
新しいことを始めようとする時
親に似た人と接する時
嫌な人と関わる時
は、もちろん
過去の未完了な感情を
刺激されるような時や
これまでも繰り返してきた
交流パターンの時など
かなり不快な思考が流れるので
それに気づくようにしています。
不快な思考に囚われてしまっては
不快な感情に飲み込まれて
心身ともに疲弊してしまうから
不快な思考に気づき
不快な感情を感じきることで
心はラクになっていきます。
そして、目の前のことに
意識を戻し、集中する
今と接続することができれば
ただありのままに捉え
「今ここ」を生きることができます。
今の一つ一つの動きを
心を込めて行うのです。
話を聞くときは、聴くに集中
ごはんを作るときは、作るに集中
お掃除のときは、磨くに集中
お洗濯の時は、たたむに集中
食事の時は、食べるに集中
息をするときは、呼吸に集中
私たちは、意識しないと
すぐに集中することを忘れ
思考にさらわれてしまうから
すごく大切なことなんですよ◎
簡単なことこそ
そんなことかとやらないんだけど
本質的なものは、実は
とてもシンプルだったりします。
質問
「ACT療法は、どんな場面で
どんな風に使っているのですか?」
回答
「毎日、不快な思考が
流れたときに使っています」
虐待・ネグレクト
過保護・過干渉
こんな環境下で育った人は、きっと
かなり不快な思考が流れやすいので
うつやパニックなど
長く投薬治療をしていても
良くなる兆しがない人
病院にはかかってないけど
生きづらくて、不安な人は
ACT療法を学び知って
取り入れてみてほしいなっと思います^^
私がACT療法を学んだのは
ラス・ハリスさんの著書
「幸福になりたいなら
幸福になろうとしてはいけない」
1回では難しいので
何回も何回も読んで
半年~1年かけて
落とし込むような感じが◎
もし、本を読んでも
分かりにくい方は
マンツーマンでACT療法を
受けていただくことができますので
お声掛けくださいね^^
また、これから
ACT療法を受けてくださった方向けの
勉強会を開催しようと思います◎
【ACT療法勉強会】
参加条件
これまで私のACT療法を受けていただいた方で
テキストをお持ちの方
1回3時間 2,200円
(2回目以降参加費1,100円)
スライドを使った形での勉強会
(テキストは価値のワークで使います)
3月は▶︎ 3月31日(木)
4月は▶︎ 4月25日(月)
10:00~13:00 Zoom
参加希望の方は
LINE@へメッセージお願いいたします。
心理コミュニケーターのまゆさんも
4月からACT療法講座スタートします
良心的な受講費でテキスト付♡
分かりやすく伝えてくださいますので
是非、チェックしてみてくださいね^^
みんなでACT療法が
使えるようになったらいいですね^^
本日無事に確定申告できました。
気になっていたことが一つ終わってホッと◎