近海郵船が東京-釧路-十勝で運航していたフェリー「サブリナ」と「ブルーゼファー」。

船内の様子を当時のパンフレットから。

 

ロイヤルステート(1等特別室)。

船室の等級は「特等」ではなく「1等」でした。

が,乗船申込書には「1等グリーン」と書いてあったので,実質的には特等扱い?

料金は1人31,500円。ファーストツインより5,000円高い設定ですが,値段には特別料金が含まれていました。

部屋は広いし,バルコニーもついていますから,お得だったかもしれません。

 

船室案内。写真では分かりにくいのですが,この案内を見るとロイヤルステートにはバルコニーがついています。

写真とあわせ見ると,ソファもしっかりしたものが設置されていたようです。

 

ファーストツイン(1等洋室)。

こちらは船室の等級が「1等グリーン」ではなく「1等」。

 

「ファースト〇〇」と案内されていたものは乗船申込書では全て「1等」とあり,料金は全て共通だった様子。お値段は手元のパンフには26,300円と記載されていました。

フェリーの1等でよくみる2人部屋ですが,広さなどがロイヤルスイートとは随分と差があるような気がします。

 

ファーストシングル(1等洋室の1人部屋)。

当時のフェリーは個室は2人部屋が大半で,1人部屋がついていた船は珍しかった気がするのです。

窓なし・内側だったのですねえ。

 

ファーストファミリー(1等和室)。

家族向けの和室。

 

次回は2等船室に続きます。

 

懐かしのフェリー航路【近海郵船 東京ー釧路】フェリーサブリナ

 

【東京湾夜景クルーズ】東海汽船 新さるびあ丸乗船記 (横浜→東京)その1