「発想を大事にする」ってどういうこと? | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

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たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

 

先日、手芸綿をシャンプーの泡に見立てて遊ぶ女の子たちの様子を、こちらのブログで紹介したところ、

 

記事はこちら⇒『赤ちゃん人形にシャンプー!?』

 

 

読者様から、コメントをいただきました。

 

『子供の発想力って、無限ですね
 大事にしたいですね

 

私も、本当に、そう思います。

 

そこで、ふと考えました。

 

「発想を大事にする」ってどういうこと?

 

って。

 

そして、そのために、一つ、

 

絶対にやってはいけないことが浮かびました。

 

それは、「発想をつぶす」ということ。

 

「そんなこと、しないよ~」って思いましたか?

 

でも、これ、案外無意識にやってしまっていることなんですよ。

 

 

「発想」って、新しいことってね、

 

まず、「何それ?」って思われるんですよ。

 

特に、とか先生とか先輩とか上司とか、

「上」の立場の人には、

 

子どもとか生徒とか後輩とか部下とかの

「下」の者の「発想」「アイディア」「思いつき」って、

 

「何それ?」

「どういうこと?」

「意味あるの?」

「無駄なことして」

「くだらない」

 

って、受け止められる、まず。

 

自分の知らなかったこと、

思いもよらなかったことって、

 

まして、それが、

自分より能力のない(と思っている)者から発せられたことなら、

なおさらのこと、

 

開口一番「すごい!」とは、なりにくいものなんです。

 

人は、誰だって、まず自分の持ってる尺度で、測るものだからね。

 

そうすると、ついつい、新しいものには否定から入ってしまう。

 

悪気はなくても、無意識に、です。

 

自分の知らなかったことは、この世にないもの。

 

自分の気づかなかったことは、くだらないもの。

 

自分の思いつかなかったことは、価値のないもの。

 

新しいこと、斬新な発想には、

無意識に、そんな予防線を張ってしまうものなのです。

 

なんでしょうかね?

 

プライドを守るためなんでしょうかね?

 

そして、これは、決して、イヤな人・ダメな人の特徴ってわけではないと思うんです。

 

誰でも、みんな、未知のこと・新しいことに対しては、

 

特に「下」から発せられたことにたいしては、

 

こんな反応をしてしまうってこと

 

だから、まずはね、それを自覚していたいなってこと。

 

気にしていなかったら、そうなりがちだからね、

 

無意識に、無自覚に、つぶしてしまっていること、

 

本当は、いっぱいあるんじゃないかな。

 

 

そんなわけでね、子どもの発想は、ないがしろにされやすい、

 

特に、親には。

 

残念ながら。

 

 

今回の「シャンプーの泡遊び」について、ちょっと振り返ってみる。

 

子どもたちがやったのは、

 

① ママの綿(わた)を勝手に袋から出し、

 

② ちぎって、

 

③ ばらまき、

 

④ お人形の頭に乗せ、

 

⑤ おもちゃ達を綿まみれにした。

 

です。

 

こういう書き方しちゃうと、もう全然、

 

とんでもないイタズラって感じがするでしょう?

 

実際、そうなんですよ。

 

私とママたちは、おもちゃ作りとおしゃべりに夢中で、

 

子どもたちが、そこで、おもちゃで遊んでいることは、

横目で、チラチラ見てはいたけれど、

 

気が付いたら、もう④の状態でした。

 

で、ここは、子育て支援サロンの一室、

 

散らかしても、まあ、多めに見られる。

 

何しろ、子どもたちの会話や仕草がかわいらしくて、みんなで笑っちゃった。

 

っていうのが、実際のところ。

 

その余裕が、良かったんでしょうね、今回は。

 

でも、もし、これが自宅のリビングだったら?

(今回のママたちがそうってわけじゃなくてね、一般にね)

 

勝手に、綿を出してるの、見つけた時点で

 

「何やってるのー!?」ってなりそう。

 

さらに、ちぎってバラまいて、まみれされて。

 

遊びが可愛いとか、思う前に、

子どもの「シャンプーしましょ」なんて言葉、耳に入らず、

 

「ちょっとー!!どうするの、これ?

 ママのもの、勝手に出しちゃダメって言ってるでしょー」

 

「ほら、片付けて!

 袋入れて!」

 

「あー、もー、おもちゃ、全部、綿だらけじゃないの!

 どうするの? ほんとにもう!!」

 

って、ならない?

 

これって、「発想をつぶす」になっちゃってない?

 

これを言わずに、一緒に笑えたら

それが、「発想を大事にする」ってこと。

 

ちがう?

 

難しく考えることはない、

 

ただ、ちょっと、一瞬、一緒に笑うだけ

 

どうかな?

 

 




 

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