長男カンタ(仮名)が、小学4年生の頃のブログより。





長男カンタが、寝る前に
「お母さん、お話して。」
久しぶりっていうか、
珍しいっていうか、
今更?っていうか・・・。
まだ、弟マコトが、お風呂だったので、
その間にちょっと甘えてみたかったんでしょうね。
私「何のお話?」
カ「ももたろうがいいな。」
私「ももたろうね・・・・」
この時点で私、正直ちょっと面倒臭かったんです、
疲れていたし。
それで、
私「昔々、ももたろうがいました・・・」
カ「ちょっと、お母さん!
そうじゃなくて、おじいさん・おばあさんの話だよ」
私「ああ、おじいさん・おばあさんね・・・・
昔々、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。
夕方になって、二人とも帰ってきました。
ご飯を食べて、仲良く眠りました。」
カ「お母さん!!そうじゃなくて!
おじいさんとおばあさんとももたろうの話だよ、もう」
私「そうか。
昔々、おじいさんとおばあさんとももたろうがいました・・・」
カ「ちがう!ももたろうは、桃からうまれるでしょ!」
そんなこんなで、からかっていたら、
とうとうカンタくん、怒って泣き出してしまいました。
ああ、悪いお母さん。
反省して、それから、ちゃんと「ももたろう」のお話、全部してあげました。
とっても満足そうなカンタくん。
4年生なんですけどね、まだまだ可愛いです。
お母さんのお話って、そんなにうれしいものなんですね。
本当に反省してます。
ごめんね、カンタ。