注射をアッサリ乗り切る方法 | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

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温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

アイコンママブロネタ「子どもの悩み」からの投稿


注射は痛いです。

注射が好きな子はいません。

でも、予防注射や病気をしてしまった時など、
どうしても立ち向かわなければならない時は、やってきます。

大暴れの大泣きでは、親も子もヘトヘト。
危険なことだってあります。

そこで、今日は、注射をできるだけアッサリ乗り切る方法

これは、とにかく付き添う親の「平常心」に尽きます。

病院や会場へ向かうときも、公園に遊びに行くようなテンションで
「お出掛けしよ~」
みたいな。

お医者さんの前に出て、
注射器本体が現れるその瞬間まで、
ニコニコと、平常心、平常心。


母の不安は、子どもの不安。

「大丈夫かな~」
「泣くだろうな~」
「暴れたら、どうしよう~」

などの不安は、見事に子どもに伝染しますからねー。

自分の不安は、自分に言い聞かせて、取り除いてくださいね。
不安じゃないことにしてくださいね。


不安への対処はこちら↓

「大丈夫かな」
→お医者さんがやってくれるんだから、大丈夫に決まってる。

「泣くだろうな」
→痛いんだから、泣くに決まってる。
 泣いても、問題なし!

「暴れたら、どうしよう」
→刺す直前まで、落ち着いてたら、大丈夫。
 もう、あっという間、あっという間。
 暴れる暇なし!


私は、この方法で、
いつもウキウキと診察室に入るよう、心掛けていました。

息子は、看護師さんが注射器を持ってくるまで、
ニコニコと抱っこされていました。

お医者さんが、注射器を構えると、
一瞬、キョトンと真顔に。

「Aくんは、大丈夫かな~。
 すぐ、終わるからね~。
 はい、ごめんよ~。」

刺された瞬間には、
「う、うぇぇぇ・・・」となるものの、

「はい、おわり~。おりこう、おりこう!」
と、みんなに褒められて、泣き出すタイミングを失う息子。

お医者さんに、頭を撫でられ、
看護師さんに、ほっぺをつつかれ、
私に、抱っこされ、

それで、終わり。


ほとんど、辛い思いをしていないので、次回以降も、かなりラクです。


「平常心」と共に、大切なことは

注射して、もし泣いたら、
なるべく早く泣き止ませることです。

注射の痛み自体は、ほんの一瞬です。

痛みや恐怖も、できるだけ短時間で、取り除いてあげれば、
「怖い思い出」として心に残ることは少なくなります。

「ちょっと痛かったけど、大したことない出来事」になるのです。


逆に、長く激しく泣いて、
「もう、こんなところ二度と来たくない!!」
と強く心に残ってしまうと、
次回以降、更に大変なことになってしまいます。

注射は、一生に一回ではありませんから、打った後も大切です。


それから、注射を乗り切る為に絶対やってはいけないこと

それは、日頃、注射を罰(バツ)やお仕置きの対象にしないことです。

悪いことをしたり、言うことをきかない時、

「もう、そんなに悪い子なら、お注射してもらおう

「お片付けしないなら、チックンだからね

なんて、使ってはいませんか?

注射は、子どもが望んで打つものではありません。

特に、病気になってしまった時に打つ注射は、
本当に体も心もキツイものです。

悪い子だから、病気になったわけじゃないのに。
悪い子だから、注射されるわけじゃないのに。

日頃、「悪い子=注射」と言われていた子が、
本当に、病気になって、注射を打つことになってしまったら・・・

もう、考えるだけで、切ないです。

くれぐれも、「注射」をお仕置きワードに、しないでくださいね。