昨日に引き続き、息子・1歳後半の頃、スーパーへ行った時の話。
息子は、身軽だったのか、何なのか、
自分で、自由に、カートに乗り降りできるようになるのが、とても早かったです。
入口で、「乗りたい!」というので、座席付きカートを出してあげると、よっこらしょと、乗り込む。
でも、これが、どうにもクセモノなのです。
私が、買い物に気をとられていると、
何かを発見した息子は、
サッとカートを降りて、
サササーとどこかへ走って行ってしまう。
「あ、待って!」と気付いても、こっちはカートを押している身。
スタートダッシュを切ることもできず、あっという間に見失います。
追いかけようにも、カートがあるので、スピードも出せない。
あれ、押しながら走ると、ものすごく危険!
周りの人を蹴散らす感じになってしまう。
到底、走れない!
速足もムリ!
あ~、やっぱり、カートなんて乗せるんじゃなかったー!!
小さな子どもを、スーパーの中で見失うと、かなり大変なことになります。
陳列棚より、ずっとずっと小さな息子。
いくつもいくつも、棚の間を覗いて、行ったり来たり。
息子も、ちょうど同じタイミングで、同じ列を通らなければ、見つけられない。
「二階から目薬」的な、難易度です。
あ~、も~、どこ~???
その時、向こうの方から
「おか~ちゃ~ん!」
という、息子の呑気な声が・・・・!
「おか~ちゃ~ん、たまご、あった~!!」
ん?たまご???
見ると、そこには、卵の入ったビニール袋を握りしめた息子が・・・・!
満面の笑みで、ひょこひょこ、こっちへ歩いてくる・・・
た~ま~ご~!?
息子と卵を、無事、捕獲するまで、もう、生きた心地がしませんでした。
いや~、もう~、ほんとに!
そんな息子も大きくなり、
今はもう、毎日ゆっくりお買いものできるようになりましたけれど、
スーパーで見かける、
時に静かに、
時にダイナミックに、
小さな子ども相手に悪戦苦闘しているママ達へ、
「がんばれ~、がんばれ~」と
念を送らずにいられません。
お店の中で、子どもとバトルになってしまうと、
恥ずかしい・・・
迷惑かけちゃって・・・
と、肩身の狭い想いをされているかもしれません。
でも、私みたいに、
「あるある!」
「うちも、あんなだったな」
「母さん、がんばれ」
と、心の中で温かく見守っている先輩ママ達、案外、多いんじゃないかな?
大丈夫!
結構、みんな通る道ですよ。
周りは、案外、味方ですよ。
大丈夫!!