指人形での会話、それはそのまま君たちの… | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!


今日は、昔の日記より、転載。
こぶたの指人形を試作していた時の事。

息子たちが、まだ小さかった頃の事。
当時、長男R、8歳。次男H、6歳。

    

「三匹のこぶた」のセットなんかがあったら、自分たちで人形劇を始めるかもしれないなと思い、とりあえず、ぶたの人形を作ってみました。


6歳の次男Hに手形を取らせてもらいました。
便利、便利。


ところが、出来上がったブタが、とってもブサイク。

夫曰く、「え、これ、なんかの動物?それとも、おじさん?」

おじさんなんか、作るか!

でも、本当に、ブサイク。
布の方向を間違えた為に、縦方向に伸びて、面長になってしまったんです。


すぐ、もう一つ作りました。
今度は「おじさん」ではないけど、やはり可愛いさにかける。


それでも、二つ、指人形が置いてあったら、Hが、すかさず遊びだしました。
声もコブタ声。


「ねえ、一緒に遊ぼう」

「うーん、遊べない」
「がーん」

・・・・・それって、君たち兄弟のいつもの会話じゃないか。
(ちなみに「遊べない」と、もったいつけてるのが次男H)



その後、長男Rも「はめていい?」と、やってきた。


「よーし、相撲だ。どーん」

「頭突きだ、ごーん」

・・・・・それも、君たち兄弟のいつものパターンじゃないか。
(ちなみに仕掛けていくのは、大抵長男R)



ああ、子どもって、自分の行動がそのまま人形に映ってしまうものなのね。
こわい・こわい。



結局、指人形は、型紙を全面的に変えて、作り直すことにしました。
いつか、可愛く完成するといいのですが。

    

で、後日完成したのが、こちら。

こぶたとママ