今日は、昔の日記より、転載。
こぶたの指人形を試作していた時の事。
息子たちが、まだ小さかった頃の事。
当時、長男R、8歳。次男H、6歳。





「三匹のこぶた」のセットなんかがあったら、自分たちで人形劇を始めるかもしれないなと思い、とりあえず、ぶたの人形を作ってみました。
6歳の次男Hに手形を取らせてもらいました。
便利、便利。
ところが、出来上がったブタが、とってもブサイク。
夫曰く、「え、これ、なんかの動物?それとも、おじさん?」
おじさんなんか、作るか!
でも、本当に、ブサイク。
布の方向を間違えた為に、縦方向に伸びて、面長になってしまったんです。
すぐ、もう一つ作りました。
今度は「おじさん」ではないけど、やはり可愛いさにかける。
それでも、二つ、指人形が置いてあったら、Hが、すかさず遊びだしました。
声もコブタ声。
「ねえ、一緒に遊ぼう」
「うーん、遊べない」
「がーん」
・・・・・それって、君たち兄弟のいつもの会話じゃないか。
(ちなみに「遊べない」と、もったいつけてるのが次男H)
その後、長男Rも「はめていい?」と、やってきた。
「よーし、相撲だ。どーん」
「頭突きだ、ごーん」
・・・・・それも、君たち兄弟のいつものパターンじゃないか。
(ちなみに仕掛けていくのは、大抵長男R)
ああ、子どもって、自分の行動がそのまま人形に映ってしまうものなのね。
こわい・こわい。
結局、指人形は、型紙を全面的に変えて、作り直すことにしました。
いつか、可愛く完成するといいのですが。





で、後日完成したのが、こちら。