保育士をしていた頃の話。
その日は、1歳児クラスで、園の近くをお散歩。
園から、道をはさんで向こう側に茶畑があります。(そう、ここは茶どころ!)
この辺りは、小高くなっているので、とても景色が良いです。
向こうの方に、新幹線が通るのが見えて、それをお目当てに、この茶畑にいくのです。
おしゃべりが、盛んになってきた1~2歳の子どもたち。
「のぞみ、くるかな~」
「700系、くるね~」
と、話しながら、新幹線が通るのを待ちます。
保育室に、新幹線・サイレンカー・トラックなどの乗り物図鑑があって、子どもたちは大好き。
何度も眺めているうちに、マニアックな名前もすらすら言えるようになってしまったようです。