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の反省を活かして、もう一度、枝を切って葉を煮出す所から、草木染をしました。
まだまだ、工夫の余地があるので、次回の為に残しておきます
《染液準備》
びわの葉をたわしで、表裏を洗って、今回は、大きい葉はちぎってから、寸胴鍋に入れました。
容量は、前回の2倍位、20Lほどでした。
《下処理》
①下洗い。購入したばかりのエコバッグをまず、お湯だけで煮ました。今回は、新しい物を染める事にしました。
②一度、お湯を捨てて、また、たっぷりのお湯を入れて、モノゲンパウダーと言う洗剤を小さじ1ほど入れて、煮洗いしました。今回は、お湯だけで煮る行程を加えました。
③呉汁浸け。7Lの水に11%以上の豆乳を150cc入れた呉汁液に30分、かき混ぜながら浸けました。
④まず2枚120g分だけ浸けて、脱水して干しました。残りの2枚は、最初から洗剤を入れて煮洗いして、残りの呉汁に30分浸けて、脱水して干しました。
《行程》
①染液作り。前回同様、半分程の水を入れて沸騰させて、すぐにそのお湯を捨てました。
②葉っぱがかぶる位の水を入れて、沸騰させて、20分煮出しました。前回より水を多めにしました。今回は、朝に加えて、夕方にも同様に煮出しました。
③翌日、24時間後❨1日目❩、少し染液、色づいていたのですが、その液も捨てて、また、かぶる位より多めの20Lの水を入れて、煮出しました。今回は、水を足しながら、常に20Lを保つ様にしました。
④朝晩、同様に煮出して、6日目❨葉を煮出し始めた日を1日目として❩の朝、葉を取り出しました。葉を取り出すと、染液は、15Lほどになりました。
⑤染め。まず、エコバッグ1枚目を染めました。エコバッグ①は、染液で30分煮染めした後、すぐに取り出して、7Lのお湯にミョウバン小さじ1を溶いた媒染液に30分浸けてました。その後よくすすいで干しました。
⑥エコバッグ②は、残りの染液で同様に煮染して、媒染した後、すすいで、干しました。この時、絹のストールも一緒に入れて染めましたが、染時間、媒染時間は、半分の15分にしました。
⑦エコバッグ③④は、一緒に同様に煮染、媒染、すすぎの後、干したのですが、ムラがひどかったので、染液に戻して30分二度染めをして、冷めるまで、染液に浸けたままにしました。
⑧行程⑦で染めた1枚はマチ部分があまり染まって無かったので、行程⑩の巾着と一緒に再度、呉汁浸け、煮染しました。時間は煮染も媒染も半分の15分にしました。
⑨注文していた巾着袋が届いたので、お湯で煮洗いし、一度捨てて、洗剤を入れて煮洗い、よくすすいで、呉汁に浸けて干して下処理しました。
⑩巾着袋を染液で煮染め、媒染、二度染め後、干しました。
《結果》
*エコバッグは、生成り色のキャンバス地だったので、一度染めの2枚は、薄めの色になりました。ムラは、目立ちませんでした。濡れてるといい色なのですが、乾くと色が薄くぼやけた色になりました。
*後から染めた2枚のエコバッグは、濃く染まりましたが、ムラになりました。特にマチ部分があまり染まってませんでした。
*絹のストールは黄色ぽく染まりました。
*巾着袋は、表地より内側の方がムラなく染まりました。
《考察》
*最初に染めたエコバッグ①②は、下洗いの時にまず、お湯で煮て、一度、捨てて、洗剤を溶かしたお湯で煮洗いしたので、ムラにならなかったのかもしれないと思います。
*絹のストールが、ムラにならなかったのは、呉汁浸けをしてないからかもしれないと思いました。ムラの原因は、呉汁浸けの可能性が高いと思いました。
*後から染めたエコバッグ③④は、再度、呉汁浸けをして3度目染めをしたのですが、ムラは、解消されませんでした。最初の煮洗い、呉汁浸けの下処理がとても大事で、染め上がりを左右すると思いました。
*巾着袋は、裏側がムラなく綺麗に染まっていたので、裏返して呉汁浸けから干すまでした方がいいかもしれないと思いました。
*ムラにならなかったエコバッグ①②は、煮出した後、長く染液に浸けておかずに、直ぐにミョウバン媒染したのも良かったのかもしれないと思いました。
*最初に染めた①②は、煮洗いして、よくすすいだ後、脱水しないで、呉汁に 浸けたのも良かったかもしれません。後の③④は、脱水してから呉汁に浸けました。次回があれば気をつけたいと思います。
*呉汁は、最初に作った液で、エコバッグ4つと巾着1つ浸けましたが、問題なく染まりました。