【妄想でタロット】シンデレラのタロット修行①〜夢を信じて〜 | ちょっと覚えて直感で楽しむタロット

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イメージやキーワードをちょっとだけ覚えて、直感をプラスしたら、
カードを読めるようになりました。

皆さまご存知の

シンデレラの物語。

 

 

今日は(も)、

私の妄想から始まる「タロット時間」となります。

 

 

 

 

 

 

 

心優しくお付き合いくださる方は

このままお進みください。

 

 

登場するタロットカードは、

ライダー・ウェイト版です。

 

 

 

 

「シンデレラの時代には、そのカードないよね?」

 

 

 

 

というご指摘は

そっと横に置いて頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

 

それでは、はじまりはじまり。

 

 

 

 

 

 

 

 

シンデレラのタロット修行~夢を信じて~

 

 

シンデレラは、毎日休む間もなく働いていました。

継母と義理の姉たちの命令に従って、

掃除、洗濯、料理……。

 

それでもシンデレラは笑顔を忘れませんでした。

そんな彼女には、小さな秘密がありました。

 

 

夜、みんなが眠ったあと、

シンデレラはぼろぼろのエプロンのポケットから、

一組のタロットカードを取り出します。

 

 

それは亡き母が残してくれた、

唯一の宝物でした。

 

 

 

 

 

 

「未来を知ることができたら、

 

私が自分自身のことをもっと知ることができたら、

 

私の人生は変わるのかしら?」

 

 

 

彼女はタロットカードをめくりながら、

小さな灯りのもとで学び始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある夜、シンデレラが初めて引いたカードは、

「8 力」のカードでした。

 

ライオンの口を優しくおさえる

女性の姿が描かれています。

 

 

 

 

「このカードが、力 のカードなのね」

 

力と聞くと、大きな剣や戦いを想像していたシンデレラは、意外に思いました。

 

本当の強さとは、怒りや力で無理やりねじ伏せることではなく、優しさと忍耐にあるのよ」

 

亡き母の言葉が心に浮かびます。

 

シンデレラはふと、自分のこれまでの人生を振り返りました。

 

 

どんなに意地悪をされても、優しさを失わなかったこと。

理不尽な命令にも、泣かずに耐えてきたこと。

 

「もしかして、私もこのカードの女性のように、力 を持っているのかしら?」

 

そう考えると、不思議と心が温かくなりました。

 

 

 

それからというもの、

シンデレラは毎晩、こっそりとタロットを引きました。

 

 

 

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「12 吊るされた男」が出たときは、

 

 

 

 

 

 

今は動くべきときではない。辛抱強く待てば、違う景色が見えてくる

 

と教えられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「10 運命の輪」が出たときは、

 

 

 

 

人生には突然の変化が訪れるもの

だから、希望を捨てないで」

 

と、カードが語りかけているように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「17 星」を引いた夜、シンデレラは微笑みました。

 

 

 

 

「どんなに苦しくても、希望は消えない

私は水に流す。そして前に進むわ」

 

この言葉を自分に言い聞かせて、

彼女はまた新しい朝を迎えます。

 

 

 

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彼女はまだ知りません。

こうした小さな学びが、やがて運命を変える魔法のような出来事へとつながっていくことを。

 

 

 

~つづく~