タロットを、
ちょっと覚えて直感で楽しむために。
「頑張って覚える」
のではなく、
「自分に合った方法で無理なく取り組む」
のが、タロットの勉強を続けるコツです。
今回は、前回からの続きで
「自分はどの五感が優位か」
チェックする方法について書いていきます。
前回はこちら
↓
さて、記憶をスムーズにするカギは、
「五感」にあります。
人それぞれ、
「視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚」
の中で、特に強く働く感覚があります。
自分の「優位な五感」を知ることで、
もっと楽に、効率よくタロットを学べるかと思います。
では、さっそく
5つの質問に答えて
あなたの得意な感覚をチェックしてみましょう。
それでは、スタート!
Q1.昔の思い出を振り返るとき、最初に思い浮かぶのは?
A.風景や景色がはっきり浮かぶ
B.会話の内容や音がよみがえる
C.そのときの雰囲気や感触を思い出す
D.その場の匂いを強く思い出す
E.そのとき食べたものの味が思い浮かぶ
Q2.初めて行く場所で、印象に残りやすいのは?
A.建物や風景の色合い
B.その場所の音や人の話し声
C.空気の温度や足元の感触
D.その場所特有の匂い
E.近くのカフェやレストランの料理
Q3.「夏」→最初に頭に浮かんだものは?
A.青空、海、ひまわり、浴衣の色、花火
B.セミの声、波の音
C.暑さ、風の感触、砂浜の熱さ
D.潮の香り、日焼け止めの匂い
E.スイカの味、かき氷の冷たさ、焼きとうもろこしの味
Q4.あなたはどのタイプ?
A.「写真や絵を眺めるのが好き」「景色やデザインに強く惹かれる」
B.「音楽を聴きながらリラックスする」「言葉の響きに敏感」
C.「触れることで物を理解する(例:布の質感を気にする)」
D.「香水やアロマが気になる」「料理の香りを意識する」
E.「食事の味を分析する」「食感を気にする」
Q5.タロット(ウェイト版)の「女帝」を学ぶとき、どんなイメージで覚える?
A.女帝のザクロ柄のローブや、足元の金星のマーク、黄金の小麦畑を思い浮かべる。
B.「愛と豊かさ」「待つことが大切」と言葉で覚える
C.ゆったり座る感覚や、風の心地よさをイメージする
D.花々や大地の香りを想像する
E.豊かな果実や、焼き立てのパンの味を思い浮かべる
質問は以上です。
優位な五感は次のようになります。
Aは、視覚
Bは、聴覚
Cは、触覚
Dは、嗅覚
Eは、味覚
あなたは、どのタイプが多かったですか?
複数の感覚がバランス良い人もいますが、
特にどれが強いかを知ることで
記憶の定着や学習にも活かせるようになります。
ここからは、それぞれの五感タイプ別に
タロットを覚えるコツをご紹介します。
視覚派のあなた→
「イメージで覚える」
特徴:映像や色で記憶するのが得意
タロット学習法:
・カードの絵をじっくり観察し、色や形を意識する
・カードごとに「映画のワンシーン」のようなストーリーを作る
・「女帝」なら、黄金の小麦畑や、ゆったりとしたローブをまとい微笑む女帝の姿を思い浮かべる
視覚派さんは、タロットの「絵」をしっかり記憶すると、スムーズに覚えられます![]()
ちなみに、私は視覚優位です
(あと、少し聴覚と触覚も)
ですので、これらの感じの文章が多いかと思います。
聴覚派のあなた→
「音で覚える」
特徴:言葉や音で記憶するのが得意
タロット学習法:
・カードの意味を「自分の言葉」で説明して、聞きながら覚える
(録音して聞くとなお良い)
・カードごとにキーワード(例:女帝=愛・豊かさ・女性性・待つ)を作って声に出す
・タロットの解説を音声で聴く(YouTubeやポッドキャストを活用)
聴覚派さんは、「耳で覚える」工夫をするとグッと理解しやすくなります![]()
触覚派のあなた→
「体感で覚える」
特徴:感触や体験を通じて記憶するのが得意
タロット学習法:
・実際にカードを手に取り、質感や重みを感じながらリーディングする
・「女帝」のように、ふかふかのクッションに座ってリラックスしながら学ぶ
・カードのエネルギーを感じながら、ゆっくり呼吸して覚える
触覚派さんは、実際に「手を動かす」「体で感じる」ことが大事![]()
嗅覚派のあなた→
「香りで覚える」
特徴:匂いと記憶が結びつきやすい
タロット学習法:
・カードごとに「イメージする香り」を決める(例:女帝=花や大地の香り)
・アロマやお香を焚きながらタロットの勉強をする
・タロットを引くときに、深呼吸して「香りとともに覚える」
嗅覚派さんは、「香りと一緒に覚える」とスッと頭に入ります![]()
味覚派のあなた→
「味で覚える」
特徴:食べ物や味覚と記憶がリンクしやすい
タロット学習法:
・カードごとに「食べ物のイメージ」をつくる(女帝=完熟した果実や、小麦からできるパンの味)
・タロットを引いたあと、そのカードに合う食べ物を食べて覚える
・美味しいものと関連づけて考える
味覚派さんは、「食べ物のイメージ」を活用すると楽しく覚えられます![]()
いかがでしたでしょうか。
タロットの勉強に悩んだら、
「自分の五感の得意な感覚を活かす」
ことが大切です。
無理に暗記しようとせずに、
あなたに合った方法で楽しく学んでみてください。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。



