こんにちは
今日もご覧いただきありがとうございます♡
元中学校特別支援学級主任教諭 33年の経験から
あなたの悩みを解決に導く 柳 弘子 です!
今日も、前回の続きです。
3 標準服の着脱に慣れる
地域によっては、小学校から
制服というところもありますね。
私の地元では、小学校時代
夏はTシャツ・短パン
冬はトレーナーやセーターに
ウエストゴムのズボン・・・
など、脱ぎ着のしやすい服装で
日常生活を過ごしています。
ところが、中学校に入ると
標準服になります。
実は、子ども達にとって、この「標準服」
というのが、かなり手強いのです。
まずは、下着の上にYシャツやブラウス
これらのボタンは小さいです。
慣れないうちは、一つ一つとめていくのに
時間がかかります。
気をつけてやらないと、ボタンが一段ずつずれて
左右の襟の高さが違って変な格好になってる
それに、手首のボタンは
片手でやるので特に難しい
教室でも、袖がビラビラしているので
ボタンをかけるのを介助しますが
結構時間がかかります。
標準服のスカートのファスナー
ウエストゴムではないので
布をかんでしまい
ファスナーが動かない
と、あたふたする生徒もいます。
ズボンのベルト
スボンに付いてる細いベルト通しに
ベルトを通して、ベルトの穴に金具を入れ
さらに、ファスナーの上げ下げもあります。
特にトイレに行くときは大変です。
小学校の時は、スウェットを下ろして
用を足していたかもしれませんが
標準服のズボンでそれをやると
ベルトを外してお尻丸出しになる
男子諸君は、お尻丸出しにせず
用を足せるといいですね。
そして、最後にジャケットですが
最初のうち、ボタンホールがとても堅いです。
前のボタンを閉めるとき、かなりキツキツです。
大人からすると、たかが標準服
でも、子ども達にとっては
着脱に慣れるまでかなり大変です。
そして、標準服に身をまとった姿を
鏡で見てみましょう。
Yシャツやブラウスの襟がはみ出さず
首のところで静かに収まっているでしょうか
ズボンやスカートの裾が
乱れていないでしょうか
ジャケットの襟がはね上がってないでしょうか
ネクタイやリボンは曲がっていませんか
そこまで自分で確認できれば
上級編ですね
格好良く着こなした姿を見ると
親子共々「中学生だ大人になったな」と
感慨深く、ウキウキした気持ちなることでしょう
ただし最初から
完璧にやろうとしなくても大丈夫です
大事なのは、着脱に慣れること
ある程度できればOKです
標準服を着る練習をすることで
「中学生になるんだ」
という気持ちも高まりますよ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡
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