2021年の読書録、毎週週末更新!
・・・の予定の予定が、
あっれー?月1更新になっている!?き、気のせい・・・!
前回の記事はこちら
今回の本はこちら。
麹町中学の元校長先生として有名な工藤勇一先生
(『学校の「当たり前」をやめた。』とか有名ですね)が、
ご自身の麹町中学での改革の経験を踏まえながら、
そして神経科学の専門家である青砥瑞人さんは神経科学の観点から、
教育のあり方を問い直す本です。
この本のポイントは、心理的安全性とメタ認知。
「心理的安全性」とは、
強いストレスがかかっていない状態=心理的に安心できている状態のこと。
人間の脳が深い思考をしたり、理性的な判断を下したりするためには
心理的安全性の確保が不可欠なのだそうです。
脳の基本的な特性を踏まえながら、
なぜ心理的安全性が大切なのか(逆に言うと心理的危険状態だと何が起こるか)、
どのようにして心理的安全性を確保するのか、ということが説明されています。
「メタ認知」とは、
自己を俯瞰的に捉え、自己について学ぶ機能」のこと。
この「俯瞰」ということについて、
自分を客観的に見ることはもちろんなのですが、
一定点からではなく、
複数の定点から見ることとして「俯瞰」という言葉が使われています。
その結果、脳が変化していくところまでを含めてメタ認知というそうです。
↑といった、青砥さんによる「心理的安全性」と「メタ認知」の解説と、
工藤先生による、麹町中学での実践における
この2つのポイントにつながった取り組みや言葉がけが解説されていて
とても勉強になりました。
と、私の説明ではざっくりしすぎていてよくわからないと思うので、
興味ある方はぜひ読んでみてください。
個人的に、青砥さんの言葉で、非常に共感したところを引用します。
子育てについて色んなことを調べたり、
学校とかいろんな場所で「評価」を受けるようになると見失いがちだけど、
子育てする上でこの部分を絶対忘れたくないと思っています。
「学び」と「幸せ(ウェルビーイング)」。
この2つこそが教育の究極的なゴールではないかと思っています。すなわち子どもたちの脳を「率先して自分を成長させられる脳」かつ「率先して幸せな状態をつくることができる脳」に育てることです。
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