世の中に完ぺきな人なんて存在しない。
だから、誰だって間違える時はあるし、わからなくなる時だってあるものだ。
学校の先生や政治家が一般人よりも桁外れに賢いわけじゃないし、未来の事がわかるわけでもない。
だから想定外の事が起きたり、思いどおりにいかない事があっても、相手を責め続けるのはやめよう。
人間は誰だって間違えるし、どんなに優秀でもわからない事が必ずあるのだから。
何か問題が起こった時にその解決策を探そうとせずに、「責任者を出せ!」とわめくだけの人がいる。
しかし、ただわめき散らしてばかりいるより、「この事態をどう解決するべきか」と冷静に考えるほうが、物事が好転する可能性は高まるのではないだろうか。
人生には想定外の事も起こり得る。
想像もしていない災難が降りかかったり、ビックリするような事も起こるだろう。
気分が沈み何も考えられず、落ち込むだけしかできない時だってあるだろう。
だけど「塞翁が馬」という言葉があるように、人生を長い目で見ると、不幸と思っていた出来事が幸運に繋がる事だって多々あるはずだ。
「あの会社をクビになったおかげで、本当にやりたい職に就けた」
「あの人と別れて大泣きしたけど、今はステキな人と結婚している」
こんなふうに難局は好機にもなる可能性を秘めているものなのだ。
だから短期的に物事を見て判断するより、もっと長い目で人生を見てみよう。
そして人は誰だって完ぺきじゃないのだから、間違ってしまった人を責め立てず、冷静に考える自分であろう。
人生は色んな事が起こるものなんだから。