思いっきり走った後だからこそ、見える世界というものがある。
苦しさがある臨界点を超えると急に楽になったり、もっともっと頑張れそうな気分になったりします。
マラソンなどでは「ランナーズハイ」と呼ばれる状態ですね。
人生でも長時間走り続けると気分が高揚し、「ランナーズハイ」の状態になる時があるものです。
そしてその時にしか見えない世界もある。
もちろん、永遠に走り続ける事はできないし、長い距離を進むには休息も大切です。
しかし人生にはプロセスが大切な時があるもので、不幸を知る事によって気づける幸せがあったり、傷つく事で優しくなれる時だってありますよね。
あなたと僕の人生も同じようにすべてのプロセスで成り立っています。
そのプロセスのどこかひとつでも欠けていたら、今のような世界観には到達できなかったでしょう。
右を知ることで左を知るようなものです。
辛い経験もしてきたでしょうが、その経験を通して見えた世界もあるはずです。
だから今、自分に起きている事が最悪でも、もしかしたらその中で、何か大切な事が見つかるかもしれませんよね？
そうやって自分の経験を通して見える世界を感じながら楽しみながら進んでいこう。
思いっきり走った後だからこそ、見える世界もあるのだから。