人を傷つける発言をして真の被害者を責めながら、自分が被害者のように振る舞う人がいます。
そういう人は自分が傷つけられたら「悲しい」と文句を言う癖に、人の事は平気で傷つけ、それを正当化しようするから始末が悪い（笑）
「寂しい。寂しい」と言いながら、自分が周りに寂しい思いをさせていることに気づいていなかったり、自分がいかに恵まれていないかを口にして不平不満ばかり言っている人も同じですね。
そういう人はやたらと被害者意識が強く、何かと自分を悲劇のヒロインにしたがり「可哀想だね」と同情されて喜ぶ傾向にある。
「自分はかわいそうな被害者だ！」と勘違いしている人に限って、他人の苦しみや悲しみには疎くて気づこうともしません。
さらに散々自分が不幸だと嘆いたあと「私は世界一の幸せ者！」と急に態度を変え、また自分で幸せを壊して悲劇のヒロインを演じるのです。
実際は自ら勝手に自分の想像力の虜になって、自分で幸せを壊して不幸をいっそう大きくしているだけなのに！
確かにその人の話を聞けば、もっともだと思う箇所もあるかもしれません。
しかしどんな事にでも文句をつけようと思えばつけられるし、不満を述べようと思えば誰でも言えるものです。
日本では古来から「言霊（ことだま）」と言われるように言葉には力があり、魂が宿ります。
誰にも聞かれていないだろうと思っていても、言葉にして言った時点で言霊になりまするし、自分で吐いた言葉は自分自身で聴いているので、くれぐれも口に出して言う言葉には気をつけたほうがいいですね。
たまに誰かに聞こえるようにわざとそういう言葉を口に出して言う人もいますが、その言葉を聞いて自分も含めて周りが幸せになれるのかをまずよく考えたほうがいい。
「自分は被害者だ」と言いながら、さらにマイナスの言葉を口にして不幸を振りまく加害者になっている人も多いので、そうならないように僕も気をつけたいと思います。