我が家の一番末っ子の娘は、
いま一歳七か月だ。
最近よく喋るようになってきた。
僕や周りにいる家族の真似をして、
いろんな言葉を発している。
きっと意味はわかっていない。
でも必死で真似する事から学び、
成長していっているのだ。
僕たちはみんな生まれた時から、
常に何かを学びながら成長してきた。
「学びなくして成長なし」
という言葉がある。
そう、人が成長していく過程で、
「学び」は不可欠だ。
「学ぶ」の語源は「真似る」である。
「真似る」が「まねぶ」となり、
やがて「学ぶ」と言われるようになった。
我が家の末っ子の娘のように、
誰もが周りにいる人たちの言葉を真似ながら、
言葉を覚える事ができた。
つまり人は、まったくの無の状態から
何かを生み出す事はそうそうできないという事だ。
基礎とするものがあってこそ、
人は何かを創造する事ができるのだ。
だから真似ながら学んでいこう。
どんな事でも学びのスタートは、
誰かの真似をする事から始まる。
真似て、真似て、真似つづけて、
徹底的に真似をしても出てくるのが
「個性」というものだ。
それが「あなたらしさ」である。
だから誰かの真似をする事を否定せず、
どんどん真似ながら学んでいこう。
そこから出てきた自分らしさを磨き、
自分の個性を輝かせていけばいいのだから。