どれだけ大きな目標を描いても、
いきなりそこへ辿り着く事はできない。
できるのは目の前の目標をひとつずつ達成し、
少しずつ近づいていく事だけだ。
現在はわけあって休会中だが、
僕は極真空手の経験者だ。
空手では板を拳で割る稽古があり、
これを「試割り」と呼ぶ。
この試割りにはちょっとしたコツがある。
それは板を正拳突きで割る際に、
板の中心を狙って突くのではなく、
板の向こう側を狙う事である。
板を目標にするのではなく、
その向こう側を目標にして、
突き破るイメージで正拳突きを放つのだ。
すると不思議な事にカンタンに割れる。
なぜなら、目標を板の向こう側に置いた事で、
板を割るというのは通過点でしかなくなるからだ。
そして何よりも大切なのは、
「必ず割れる!」と信じる事!
これは目標達成でも同じ事が言える。
目標のひとつ先を目指して行けば、
最初は遠く感じていたゴールも通過点となり、
気づいた時にはずっと先まで進んでいる。
目標の向こう側に目標があるから、
目標が終わりではなく、
新たな目標へのプロセスになるのだ。
そして大切なのが、
「自分はその目標を必ず達成できる!」
と信じる事だ。
根拠なんてなくていい。
ゴールも新たなスタート地点だと考えて、
自分を信じてひたすら突き進んでいこう。
目標の向こう側には必ず、
新たな目標が見えているはずだから。
すべてを通過点と考えながら、
ひとつ先を目指して進んで行こうぜ(^^)
ちなみにこの写真は四年以上前のやつ。