この世に存在するあらゆるものは、
決して同じ状態を保つ事なく、
常に変化し続ける。
これは仏教でいう
「諸行無常」の道理だ。
世の中に変わらないものはない。
昨日と同じように見える景色だって、
今日は微妙に違っている。
同じように見える地球も、
太陽も月も星も宇宙だって、
常に変化し続けているのだ。
これは人の価値観や考え方に対しても、
同じ事がいえる。
ある時は「正しい」と思って
やっていた事でも、
今は違っているかもしれない。
そして今は「正しい」と思っている事も、
数年後には変わっているかもしれないのだ。
人は成長する生き物だ。
僕が今、正しいと信じている事も、
この先また多くを学び、成長すれば、
「やっぱり間違っていたかも」
と思う事も十分あり得る話なのだ。
意地を張って自分の主張を曲げず、
それを貫くだけでは
ただの頑固者になってしまう。
だから人の価値観も考え方も変わるし、
自分の価値観も考え方も変わると受け入れ、
柔軟な姿勢でラクに生きる事が大切だと思う。
もちろん、あまりにもコロコロと
変わりすぎるのは考え物だけど、
意固地になりすぎないようには気をつけたい。
昨日の常識は今日には非常識に変わるように、
すべては時代の変化と共に移ろい、
変わっていくものだから。
「正しい」より「楽しい」を
選んでいきたいね！