人間というのは年を取れば取るほど、
考え方が画一的になるものだ。
「社会とはこういうものだ」とか、
「人間はこう生きるべきだ」とか・・・。
それに比べて子どもは実に多様である。
型にはまっていないから発想も凄い。
まさに天才だ!
しかし日本の画一的な教育が、
子どもたちの可能性を奪っていく。
周りと同じである事を強制され、
几帳面でマジメな人間となり、
人の評価ばかり気にするようになってしまうのだ。
その結果ストレスを抱え込む人が増え、
免疫力も弱まっていく。
だから時には「いいかげんさ」も必要だ。
「いいかげん」とは良い加減の事であり、
自分にとっての程よい加減の事をいう。
そしてやりたい事をやって今を楽しみ、
よく笑う「陽気な不良」になればいい。
免疫学者の奥村康さんは自身の著書
『「まじめ」は寿命を縮める「不良」長寿のすすめ』
でこう言っている。
「生真面目な人より、
いい加減な不良のほうが長生きする」と。
良い加減で生きれば心も軽くなる。
だから「マジメじゃなきゃいけない」
なんて思い込まず、
自分にとってラクな生き方をしてみよう。
そしてそういう「非マジメさ」を受け入れ、
もっと色んな見方を楽しもう。
今後ますますグローバル化していく世界で、
国境を超えて活躍していくには、
もっと多様性を認める必要があるのだから。
自分が疲れる「マジメさ」なんて捨てて、
よく笑う陽気な不良で生きようぜ(^O^)