「宿題に効果なし」という調査結果 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

今日もいつものように?昼前に
給食だけを食べに学校に行って、
すぐに帰ってきた我が家の長男。

 
以前からコラムで書いているように、
我が家の長男は宿題をしない。
 
 
それはなぜか?
 
 
「やりたくないからやらない」という
実にシンプルな理由である。

 
宿題をしないというのは、
僕も同じだった。
 
やりたくないからやりたくない。
本当に自分の正直な気持ちだ。

 
でも僕の小学生時代は宿題をしないと、
「落ちこぼれ」の烙印を押された。
 
学校ではみんなの前で怒鳴られ殴られ、
家に帰ってからは親にも怒鳴られ殴られる。
 
 
親や学校の先生はこう言う。
 
 
「人が嫌がる事はしてはいけません」と。
でも大人たちは平気でする。
 
「おまえたちの為だから」と言って、
子どもが嫌がる事を無理やり押しつける。
 
どう考えてもおかしい(笑)
 
実はアメリカの調査結果で、
「宿題は学力向上に効果なし」
という衝撃的な結果が発表された。

 
宿題に関する研究の第一人者である
デューク大学のハリス・クーパー氏は、
「宿題をすると頭が良くなる」という
神話を払拭するべく研究を始めた。
 
そして多数の研究の結果を総合的に解析し、
子どもが行う宿題に学術的な利益はないと、
発表したのである。
 
 
宿題をやっても成績は向上しない。
 
 
そもそもこんな事は、
冷静に考えればわかる事だ。
 
大人でも興味のない事は
聞いても覚えない。

 
子どもなら、なおさらである。

 
ハリス・クーパー氏の研究でも、
子どもが宿題をどれだけやっても
成績が向上するという証拠は
見つかっていないという。
 
それどころか、宿題の為に
遊ぶ時間や家族で過ごす時間を無駄にし、
子どもに悪影響を及ぼす危険がある。
 

大人は自分たちも子ども時代に
嫌々宿題をしてきたから、
それが正しい事であると思い込んでいる。
 
その思い込みを疑う事もなく、
嫌々でも宿題や勉強をすれば
効果があると信じ込んでいるのだ。
 
 
子どもが嫌がってやる事に効果はない。
 
 
大切なのは、子ども自身が自らの意思で、
やりたい事をやる事である。
 
そもそも宿題なんて強制的にやらせなくても、
勉強が好きな子は自分で勉強する。

 
子どもの時の僕のように勉強が嫌いな子に、
どれだけ宿題を出してもムダだ。
 
だってやりたくない事はやらないし、
無理やりさせられても意欲的じゃないから、
頭に入ってこないのである。
 
 
だから子どもを自由にさせてあげよう。
 
 
研究結果の中では本を読む事は、
かなり効果が期待されると書いていた。
 
本を読めない子には、
親が読み聞かせてあげるといいという。
 
しかしその本も子どもが興味を抱かなければ、
いくら読み聞かせても聴いていないだろうから、
やっぱり子ども自身が楽しむ事が大切だね(^^)

 
 
念の為に今回の研究に関するソースを貼っておく。
https://www.salon.com/2016/03/05/homework_is_wrecking_our_kids_the_research_is_clear_lets_ban_elementary_homework/
 
英語だから訳す必要があるが、
僕はgoogle翻訳を使った。
 
まだまだおかしな訳し方は見られるが、
本当に便利な時代になった。
 
ますますグローバル化していくこれからの時代。
 
おそらくそう遠くない未来に、
「世界中の言語を自動的に翻訳するサービス」
なんかも生まれるだろう。

 
英語の勉強なんかする必要がない時代が、
やってくる!そんな予感がする。