給食だけ食べに学校に行った長男 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

中村幸也のブログ

2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

行きたい時だけ学校に行って、
行きたくない時は行かないという
超フリースタイルの我が家の息子。

 
僕も妻もそれを問題と思ってないし、
むしろそんな我が子を誇りに思っている。
 
今日もいつものように
学校に行かなかった長男ですが、
お昼頃に「給食だけ食べてくる」
といって学校に行きました。
 
もちろんランドセルは背負わずに(^^)
 
そして本当に給食だけを食べて、
そのまま帰ってきたのです。

 
 
す、す、す、すばらしい!
 
 
これって大人でも
なかなか出来ない事です。
 
というか、大人の方が周りに気を使ったり、
周りの目を気にしてしまって、
「自分の本心に従えなくなる」ものです。
 
「気を使う」と言えば聞こえはいいですが、
ようは自分だけが周りと違う行動を取るのを恐れ、
結局は周囲に自分を合わしているだけです。

 
 
そして会社でも当然そうなる。
 
 
周りの人が残業していたら、
自分もしなくてはいけないって気持ちになったり、
周りの人が休みを取らなかったら、
自分も休んではいけないと思ってしまうのです。
 
もし、周りの目を気にせずに、
自分の気持ちに正直に生きているならば、
ウツになる事もないし、
自ら命を絶つ人もいないでしょう。

 
つまり小さい頃から学校で、
「協調性を大切に!」という建て前のもと、
周囲と同化する事を教え込まされているのです。
 
 
ちなみに我が家の長男は小学三年生。
 
 
周囲の目なんかなんのその、
実に堂々としています。

 
では、長男のクラスの子たちは、
いったいどのように感じているでしょう?
 
「なんであいつだけ授業にでないんだ。
給食だけ食べに来て、ズルい!」

 
そんなふうに感じているとしたら、
そう感じる子と長男と、
どちらの感じ方のほうがまともでしょう?
 
「今、勉強をしておかないと
どうせ大人になってから困るんだ」

 
 
はたして本当にそうでしょうか?
 
 
今やりたい事を我慢して、
やりたくもない勉強を我慢してやる事を
覚えてしまったほうが、
大人になってから心を病む危険があります。
 
それにもしかしたら勉強しなかった人間が
困っていても、「自己責任だ!」と言い、
なんでもかんでも自己責任で片づける人間に
なるかもしれません。
 
そもそも人間というのは、
「困った時が学ぶ時」なのです。

 
だから今やりたくもない勉強を我慢して
嫌々取り組むより、
自ら学ぼうと思った時にやる方が吸収が早く、
その時こそ大きく成長する時だといえます。
 
 
「オレは学校も勉強も好きだけど、
あいつは嫌いなんだろ?じゃあ別にいいじゃん!」

 
 
もし学校でこのように言える子がいるとしたら、
それはとてもすばらしい事だと思います。

 
しかしクラスの中のいったい何人が、
このように答える事ができるでしょう。
 
「明日から宿題もやらなくていいし、
学校も行っても行かなくてもどっちでもいいからね。
家でテレビ観てもいいし、マンガ読んでもいいし、
自分の好きなようにやっていいよ」
 
子どもたちにそう言ったら、
おそらく九割以上の子どもが
「よっしゃー!」と叫ぶのではないでしょうか?

 
つまり、それは普段から、

子どもに嫌な事をやらせているという事。

 

おまえの為だとか将来の為だとか言って、
結局、子どもに大人の思想を無理やり押しつけ、
洗脳しているだけなのです。
 
 
我が家の子どもたちは自由です。
 
 
その証拠に小学一年生の娘は、
長男が休むと言っても、
自分の意思で行くか行かないかを決めます。

 
昨日は休みましたが、
今日は行きました。
 
宿題も長男は「やらない」と決めてやりませんが、
娘は自分で「やりたい」と言ってやり始め、
二人とも実に楽しそうです。
 
そんな子どもたちの楽しそうな姿を見て、
僕もとっても幸せなのです(^O^)