恨みや憎しみというのは、
銃口がふたつあるピストルのようなものだ。
ひとつの銃口は外側に向けられ、
もうひとつは内側に向けられている。
だから、もし引き金を引けば、
外側に弾が飛ぶのと同時に、
内側にいる自分にも弾が飛ぶ事になる。
つまり誰かを恨んだり憎んでいる人は、
自分自身をも傷つけている事になるのだ。
人を呪わば穴ふたつ。
もちろん、誰だって誰かを恨んだり、
憎んだりしたい人はいないだろう。
だけど、どうしても許せない何かがあると、
人は恨みや憎しみという感情を抱く。
でもその感情は手放したほうがいい。
なぜなら、あなたが恨みや憎しみを手放すと、
あなた自身がそこから解放されるからだ。
だから自分の為に忘れよう。
誰かを憎んだり、誰かに恨みを持つと、
自分自身がしんどくなる。
恨みや憎しみはあなたを幸せにしないし、
その感情は何よりあなた自身を深く傷つける。
だからあなた自身がラクになる為にも、
恨みや憎しみを手放す事だ。
そうする事であなたは重荷を下ろし身軽になり、
明るく幸せな気分で生きていけるはずだから。
そして幸せを広げる人であろう。
生きていると誰かが許せなくなって、
誰かを憎んだり恨む事もあるかもしれない。
だけど少しでも早く、
その苦しみから自分自身を解放してあげよう。
誰もあなたが誰かを恨んで苦しんでいる姿なんて、
見たくないはずだから。