もし、何かであなたが傷ついたら、
その傷を見て見ぬふりをしてはいけない。
なぜなら、傷口はほおっておくと大きくなり、
腐りはじめて、ますます酷くなるからだ。
確かに軽い傷なら、
知らないうちに消えているかもしれない。
しかし自分が深く傷ついた時に知らん顔をしても、
その傷が消えてなくなるわけではないのだ。
それどころか、ますます傷口は広がるだろう。
だからもし自分が深く傷ついた時には、
まずはそれを認める事が大切なのだ。
「自分はひどく傷ついている」
「自分は傷つき落ち込んでいる」
そうやって自分の感情を自覚して、
自分がどう感じ、なぜそう感じるのか、
冷静に観察してみる事だ。
なぜなら、自分の感じ方が、
自分の振る舞いや行動に繋がっていくからだ。
「負の感情」を溜め込んではいけない。
僕たちはついネガティブな気持ちや
負の感情から目を逸らし、
それをごまかして回避しようとしがちだ。
しかし自分の正直な気持ちに目を向けず、
無理やりポジティブに振る舞っても、
本当の意味の解決には繋がらない。
ひどい傷口はほおっておくと、
ますますひどくなるばかりだからだ。
だから自分が傷ついた時や、
自分が負の感情を持った時は、
その気持ちとしっかりと向き合おう。
その上で自分の気持ちを正直に表現し、
行動や振る舞いを変えていけばいいのだから。
「溜め込む」のは、良くないぜ!