「惜しむ」とは「昔の心」と書く | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

あなたがこれまでに経験したすべての事は、
すでに終わっている。
 
そしてあなたが不安に思っている未来も、
まだどうなるかなんてわからない。
 
だから過去を追うなかれ、
未来を願う事なかれ。

 
過去はすでに捨てられたし、
未来はまだ来ていないのだから。
 
 
そして、今を生きよう!
 
 
僕たちはつい過去を思い出し、
「あの時に戻れたら…」と口にする。
 
しかしどれだけ過ぎた事を惜しんでも、
それはもうどうしようもない。
 
そもそも「惜しむ」という字は、
「心と昔」を組み合わせて
成り立っているのだから。

 
変えたくても変えられないのだから、
あきらめるしかない。
 
 
「莫妄想」だ。
 
 
これは中国唐時代の禅僧・無業禅師の言葉で、
「妄想する莫(なか)れ」という意味である。
 
「妄想」というのは考えてもわからない事を
アレコレといつまでも考える事だ。

 
過去の事を「あの時ああしていれば…」と
妄想しても、今さらどうする事もできないから
妄想を断ち切り今を生きるほうがいい。
 
そしてこれは未来についても同じだ。
 
未来をより良く生きたいと思うのは良いが、
未来があると思う為に、
今の生き方がおざなりになってはいけない。
 
未来を考える事は未来を考えない事であって、
つまりそれは本当に未来を考える事なのだから。

 
 
今日だけを生きる事だ。
 
 
未来があると思わないで今日だけを生きれば、
最高のパフォーマンスを発揮できる。
 
今日を最高にできる人は、
明日も最高にできる人だ。

 
明日が最高なら明後日も最高だし、
今を最高に生きられる人っていうのは、
人生そのものを最高にする事ができるのである。
 
だから過去を惜しんで今を無駄にせず、
未来の事を考えすぎて今を無駄にしない事だ。
 
 
今を生きれば人生は輝き出す。
 
 
僕たちがこれまでに経験した事は
すでに終わっているし、
未来の事はどうなるかわからない。
 
だから過去を追わず、未来を願わず、
今この瞬間を生きよう。
 
今を最高に生き始めれば、
人生そのものが輝き出すのだから。